日本の寄付文化について

日本の寄付文化について

日本の寄付の現状

日本の寄付文化は諸外国と比べるとまだまだ根付いていないと言われていますが、日本ファンドレイジング協会の最新の調査(寄付白書2021)によると、日本の個人寄付総額は1兆2,126億円、世界と比較するとアメリカの個人寄付総額は30兆6,664億円(2016年)と約30倍の差があるのが現状です。

しかしながら東日本大震災がおきた2011年には個人寄付の総額が1兆182億円となり、それ以降で2012年は6,931億円、2014年は7,409億円、2016年は7,756億円、2021年の最新の調査では1兆2,126億円と2016年の調査から1.5倍と大きく増加しており、着実に日本における寄付文化の規模が大きくなりつつあることを示しています。

また近年のインターネットの普及で、クラウドファンディングやふるさと納税といった新しい寄付の形や仕組みが出来たことや、2011年の税制改正で寄付控除の仕組みができました。より寄付に参加しやすい環境が整いつつあることも規模が大きくなる要因の一つとなっています。
 

これからの寄付とモノドネ

日本の寄付の規模は近年大きくなっているものの世界と比べると小さいのが実情です。日本の名目GDPに占める個人寄付総額の割合は0.14%とアメリカの1.44%と比べると約10分の1しかありません。

日本に寄付がなかなか根付かない原因として以下の3つが上げられると思います。

① 寄付に対する教育がされていない。
アメリカやイギリスでは幼少期から寄付についての教育がされており、参加し経験することで「各々が自分のできる範囲内で参加するもの」という意識が根付いています。
反面、日本では寄付に対して教育されたり実際に経験する機会はほとんどありません。

② 寄付の仕方がわからない。
そもそも寄付したいと思っていてもどんな寄付先があってどのように寄付すれば良いかが分かっていません。災害時などは案内なども多く寄付が集まりやすくなりますが、平時は分かりづらいと思っている人は多いのでないのではないのでしょうか。

③ 経済的に余裕がない
寄付に興味はあるが経済的に寄付をする余裕はない、そういった人も多いのではないでしょうか。

その他様々な要因はあると思いますが、モノドネは少しでも日本の寄付文化の発展に貢献したいと考えています。具体的には出来ることは「お金ではなくモノで寄付ができる仕組みで寄付への参加の選択肢を広げること」です。寄付したい人に分かり易くなること、お金では抵抗があるけど要らないモノでなら寄付しても良いかなと思ってもらえると最高です。

寄付とSDGs

近年SDGsという取り組みが社会では盛んになっていますが、「言葉は知っているけど具体的な事はわからない」といった人は多いのではないでしょうか、SDGsにまつわる取り組みはたくさんありますが、まず個人で最も簡単にSDGsに参加できる取り組みが「寄付や募金」なのです。モノドネでは様々な種類の寄付先をご紹介しています、自分の応援したい団体を選んでいただき気軽にモノで参加して頂ければ幸いです。

モノドネでは、あなたの不用品を寄付金に変えることができる新しい仕組みです。
もう使わないけど捨てるにはもったいない。
そういったお品を寄付金に変えませんか?

手続きは3ステップ

  1. 寄付したい団体を選ぶ

    モノドネ掲載団体の中から、あなたが応援したい活動団体を選びます。

  2. 申し込みをする

    申し込みフォームに必要事項を入力し、完了メールを受け取る。

  3. 寄付品を発送する。

    メールに記載された発送先へお品を発送する。

    ※買取王国系列店舗への持ち込みも可能です(一部対象外店舗あり)。

発送されたお品を専任スタッフが査定し、その査定額全額があなたの選んだ活動団体への寄付金になります。 査定額はメールにてお知らせします。
選んだ活動団体が寄付金控除対象団体であれば、寄付金控除を受けられます。

※寄付金控除を受けるには領収書が必要ですので、お申し込みの際に領収書希望を選択ください。

お品はそれを必要とする次の誰かにお繋ぎし、リユース・リサイクルされます
あなたにとっての不用品を、モノドネで社会に役立つお品に変えませんか?

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