不用品が寄付になる!その種類や方法を紹介

不用品が寄付になる!その種類や方法を紹介


家の片付けをしていると、不要なモノが出てくることがよくあります。

しかし、不要でもまだ使えるモノをごみにしたくないという方は多いでしょう。

実はその不用品が、寄付になるのをご存じでしょうか。
本記事では、不用品寄付の種類と、寄付する方法について解説します。

 

1.不用品で寄付ができるのはなぜ?

日本で不用品とされるものは、まだまだ使える状態のものが多いです。

もう不要だと思ったものも、誰かにとっては必要なものかもしれません。モノを必要としている人に寄付することで、再利用してもらえるのです。

たとえば、

  • 被災地で暮らしている人
  • 児童養護施設、母子生活支援施設
  • 難病を抱える子どもたち
  • ボランティア団体
  • 路上生活を送っている人    

などです。

そして不用品を再利用してもらえるのは、日本国内だけではありません。
おもちゃや衣類といったモノは発展途上国で暮らす人たちに非常に喜んでもらえます。

また、まだ使える状態の不用品は換金できる価値があるものも多く、換金してから寄付金として寄付する方法もあります。
寄付が難しいモノは、換金することで多くの人を助けられるのです。

 

 

2.モノそのものを寄付する方法

モノそのものを寄付するときは、不用品を寄付先団体に直接送ります。寄付された団体が、国内で必要としている人や海外の発展途上国に送り、再利用されるという流れです。

また、寄付されたモノを団体が換金して寄付金として活用するケースもあります。

 

寄付できるモノ

モノそのものを寄付する方法で寄付できるのは、以下のモノです。

  • はがき・切手・印紙
  • 日用品
  • インテリア、キッチン雑貨
  • 文房具
  • 古本・CD・DVD
  • 雑貨
  • 衣類・鞄・靴
  • 化粧品
  • 装飾品
  • メディカル用品
  • おもちゃ・ぬいぐるみ・遊具

上記はあくまで一例です。
また、不用品がすべて寄付できるとは限りません。寄付する前に、必ず寄付できるモノかどうかを寄付先に確認しましょう。 

 

寄付した不用品が使われる活動

寄付した不用品は、団体によってさまざまな活動に使われます。

たとえば、「古着deワクチン」は、不要になった衣類を発展途上国に輸出販売して、現地の人に再利用してもらう活動をしています。

衣類を寄付するときに専用キットを購入することで、寄付するたびに発展途上国の子どもたちにポリオワクチンが届けられるという仕組みです。不要になった衣類を再び着てもらえるだけでなく、ワクチンによって子どもたちの命も救えます。


そのほか、「キフコレ」という団体は、不用品の寄付によって、発展途上国の人たちだけでなく、国内の障がいを持った方々のサポートをしています。

寄付された不用品を解体したり分別したりする作業を、障がいを持った方にお願いすることで、働く場所が少ない障がい者のサポートをし、自立支援をしているのです。

解体や分別がされた不用品は発展途上国へ輸出され、販売されます。そして売上の一部は、水浄化剤として、安心して水が飲めない国へと送られるのです。


このように、不用品の寄付と一言でいっても、団体によって活動内容が異なります。

 

3.モノをお金に換えて寄付する方法

不用品の寄付は、モノをお金に換えて寄付する方法もあります。

段ボールに不用品を詰めて団体に送り、段ボール1箱につき決まった金額が寄付できるという方法です。また、不用品を査定に出し、査定額がそのまま寄付額になる方法もあります。

団体によっては不用品だけでなく直接寄付金を募っているところもあるため、不用品を買取業者で換金したあと、そのお金を団体に寄付するのも一つの手です。 

モノそのものを寄付する団体は限られてしまいますが、寄付金を寄付するとなれば、寄付できる団体の幅がぐっと広がります。

 

寄付できるモノ

換金して寄付する方法で寄付できるモノは、以下のようなモノです。

  • おもちゃ・ぬいぐるみ
  • ベビー用品
  • ファッション雑貨
  • 衣類
  • 古本・CD・DVD
  • キッチン用品
  • 自転車
  • スポーツ用品
  • 家具
  • 家電
  • ブランド品
  • 貴金属

モノそのものを寄付するときと同様、団体によって寄付できる不用品が異なるため、事前にチェックしましょう。

 

寄付した不用品が使われる活動

「いいことシップ」は、寄付されたモノを換金して、全国各地の寄付先に寄付できる団体です。
換金方法は、不用品を詰めた段ボール1箱につき100円の寄付になるものと、不用品を査定し、査定額をそのまま寄付するものがあります。

また、寄付先を自分で選べるのも大きな魅力です。主な寄付先としては、日本ユニセフ協会や日本赤十字社、神奈川子ども未来ファンド、埼玉県こども食堂ネットワークなどが挙げられます。
そのほかにも、被災地の子どもを支援する団体や、貧困に苦しむ子どもを支援する団体など、全国のさまざまな団体の中から寄付先を選べます。

 

 

4.不用品を寄付するときの注意点

不用品を寄付するときの注意点は、以下の5点です。

  • 寄付先が募集している品物であること
  • 汚れや破損がない品物であること
  • 食品の場合、賞味期限が切れていないこと
  • 梱包は丁寧に行う
  • 送料がかかる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

寄付先が募集している品物であること

まずは、寄付したい不用品が、寄付先が募集している品物であるかどうか確認しましょう。
募集していない品物が寄付されてしまうと、団体側も非常に困ってしまいます。

寄付したい団体が見つかったら、寄付したい不用品を募集しているかどうか必ず確認しましょう。

 

汚れや破損がない品物であること

不用品といっても、汚れや破損がない品物は寄付できません。これは、モノを寄付する方法でも、換金して寄付する方法でも同じです。

汚れや破損がなく、再利用できるモノだからこそ寄付になるのです。

 

食品の場合、賞味期限が切れていないこと

団体によっては、未開封で常温保存可能な食品が寄付できるところがあります。食品を寄付する場合、必ず賞味期限が切れていないことを確認しましょう。

また、団体によって、賞味期限が切れていないことだけでなく、賞味期限まで1カ月以上あるなどの条件を設けている場合があります。

食品を寄付するときは、団体が設定した条件を必ず守るようにしましょう。

 

梱包は丁寧に行う

不用品を寄付するときの梱包は、丁寧に行いましょう。

特に、発展途上国に不用品を輸出する場合、コンテナで長時間運ぶことになります。そこで梱包が雑に行われていると、不用品が破損してしまう原因になるのです。

破損してしまうと、再利用できる状態ではなくなってしまうため、販売ができません。
不用品をきちんと寄付するためにも、丁寧な梱包を心がけましょう。

 

送料がかかる

不用品の寄付には、送料がかかります。

不用品を発展途上国に輸出するには、多くのコストがかかります。そのため、寄付団体が寄付活動を存続していくためにも、送料を無料にすることは非常に難しいのです。

したがって、不用品を寄付するときは送料がかかる点を理解しておきましょう。

 

 

まとめ 

不用品の寄付について解説しました。不要になったものでもまだまだ再利用できるものは、意外とたくさんあります。

また、「もう使わないけど思い入れがあって捨てられない」というものもあるでしょう。

不用品の寄付は、そういったモノを、困っている人の必要なモノに変えられます。不用品を寄付することでどのような人の役に立ちたいのかを考え、目的に合った団体に寄付をしましょう。

 

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