寄付した物品を活用してもらうには?

寄付した物品を活用してもらうには?


寄付とは、無償で第三者にお金やモノを託すことをいいます。とはいえ、寄付はお金でなければならないと考えている人も少なくないのではないでしょうか。

今回はお金ではなくモノ、物品での寄付についてご紹介します。

 

物品で寄付

いざモノを寄付しようと思っても、具体的に何を寄付してよいか分からないということもあるかと思います。
その際に、ぜひ判断の基準としていただきたいのが「相手が受け取った後に使えるか」「需要はあるのか」の2つです。

 

 

具体的に寄付に適しているモノ

一般的に寄付に適しているといわれるのは、以下のようなモノです。

  • 食品類
  • 衣類
  • 寝具
  • 書籍
  • 文房具
  • おもちゃ
  • ドッグフード、キャットフード
  • 切手やハガキ、など


詳しく説明します。

 

食品類

食品類はフードパントリーやフードバンクを通じて、子育て世帯や母子家庭、1人暮らしの高齢者などに配布され役立てられます。

 

衣類や寝具

衣類や寝具など、そのまま使える日用品は被災地や発展途上国で必要とされることが多く、非常に需要が高いです。

相手が受け取った後に使えるか否かという観点から、寄付する際は、新品である必要はないものの清潔なモノを送るようにしましょう。

 

書籍や文具、おもちゃ

書籍や文具、おもちゃは、幼稚園や保育園、児童養護施設などで需要が多くあります。
また、海外の発展途上国の子どもたちに喜ばれることも多いです。

具体的には、以下のような書籍、文具、おもちゃの寄付がおすすめです。

  • 鉛筆
  • 消しゴム
  • ランドセル
  • ノート
  • ホチキス
  • カラーペン
  • はさみ・のり
  • 積み木・レゴ
  • 知育玩具
  • 絵本
  • ロボット
  • ゲーム機・ゲームソフト
  • ミニカー

鉛筆や消しゴム、ノートなどの文房具は、まだ使えるにもかかわらず古くなったから捨ててしまうという方が多いでしょう。
文房具は、使いかけのものでも寄付が可能です。ブランドやメーカー、市場価値は特に問われません。
ご自宅に眠っている文房具を寄付することで、海外の発展途上国の子どもたちに喜んでもらえるでしょう。

また、書籍やおもちゃは、ひどい汚れや傷がないものが好ましいです。
中でもおもちゃは、流行りのキャラクターのものは需要が高く喜ばれます。

子どもが大きくなってあまりおもちゃで遊ばなくなったというご家庭は多いはず。しかし、思い出の詰まったおもちゃを捨ててしまうのはもったいないと感じていませんか?

大切なおもちゃを寄付することで、世界のどこかで子どもたちが喜んで使ってくれます。

不要な書籍や文具、おもちゃを捨ててしまう前に、ぜひ寄付することを考えてみてください。

 

ドッグフードやキャットフード

ドッグフードやキャットフードは動物保護団体が寄付を受け付けており、寄付されたこれらのモノは保護犬や保護猫の食事になります。

 

切手、ハガキなど

切手やハガキなどは寄付することで、小児用ワクチンや寄付金に換えることができます。

 

 

寄付に適さないモノ

一方で寄付に適さないのは、下記のようなモノです。

  • 保存が効かない食品類
  • スプレー缶
  • 家電
  • 砂や土、など

一つずつ説明します。


保存が効かない食品類

保存が効かない食品類は、相手に届く前に賞味期限が切れてしまう可能性があります。
生ものなど日持ちのしないモノは受け取ってもらえないことがほとんどです。また食品類を寄付する場合は、未開封であることが大前提です。


スプレー缶

スプレー缶は爆発のリスクがあるため、受け取ってもらえないことが多いです。

 

家電

家電は受け取ってもらえることもありますが、国内と海外では電圧が異なることや発展途上国では電気が通っていないことも多く、受け取ってもらえないケースがあります。

 

砂や土

稀にガーデニングに使う砂や土地を寄付しようとする人がいますが、需要自体が少なく寄付には適しません。
また具体的なモノではないものの、壊れて使えないモノ、傷みや汚れがひどいもの、タバコの臭いが強いモノは受け取りNGとなる場合が多いです。

 

 

送った物品が換金され、寄付金になるケースも

寄付したモノは、そのまま被災地や発展途上国に送られ活用されることもあれば、換金され寄付金になることもあります。

具体的な例をご紹介します。

  • 切手、ハガキ(日本ユネスコ協会連盟)
  • 書籍(チャリボン)


詳しく説明します。

 

切手、ハガキ(世界寺子屋運動)

日本ユネスコ協会連盟では「平和で公正な社会や、自立した人生をつくるのは教育である」という信念のもと、さまざまな活動を行っています。
その一つが世界寺子屋運動です。この運動では書き損じハガキや未使用の切手、図書券などの寄付を募り、年齢・宗教・性別に関わらず、すべての人が公平に学べる場づくりへと役立てています。
世界寺子屋運動 – 公益社団法人日本ユネスコ協会連盟 (unesco.or.jp)

 

書籍(チャリボン)

チャリボンでは寄付者より読み終わった書籍、DVDなどを集めて換金し、さまざまな分野で社会的な課題解決を目指す団体(NPO、学校、自治体など)に寄付しています。
charibon | 株式会社バリューブックス (valuebooks.jp)

 

 

モノそのものを活用してもらうには

物品の寄付を行う方法として、以下の2パターンが挙げられます。

  1. 自分が寄付したモノを活用してもらう方法
  2. 寄付先の団体・企業が希望するモノを購入し、活用してもらう方法

一つ目の自分が寄付したモノを活用してもらう方法としては、上記にも記載したとおり子育て世帯や母子家庭に配布される食料品や、被災地・発展途上国で活用される寝具・衣類などの日用品がこれにあたります。

二つ目の寄付先の団体・企業が希望するモノを購入し活用してもらう方法には、Amazonの「みんなで応援プログラム」などがあります。

この「みんなで応援プログラム」は、全国各地で物資の支援を必要としている団体・施設・個人がそれぞれに作成した「ほしいものリスト」から寄付者が商品を選び、購入することで簡単に物資の支援が行える仕組みになっています。

教育・児童や障害・生活、動物保護など団体・施設・個人が行っている支援のカテゴリ別にそれぞれの欲しいものリストを確認することができるので、ここから自分が支援したいカテゴリの活動を行っている支援先を探してみるのもよいかもしれません。
Amazon「みんなで応援」プログラム

 

 

物品で寄付を募集している支援先

モノドネでも、物品寄付を直接募集している団体を見つけることができます。
災害、医療、子ども、人権などそれぞれの活動形態ごとに検索を行うことができるので、ぜひご自身の興味・関心がある活動を行っている団体をチェックしてみてください。


Amazon「みんなで応援」プログラム

  • 認定NPO法人オリーブの家
  • 認定NPO法人えひめイヌ・ネコの会
  • 宮っこ支援センターSAKURa
  • NPO法人LivEQuality HUB
  • あいうえお+プロジェクト


食品

  • 社会福祉法人中部善意銀行
  • 認定NPO法人オリーブの家
  • NPO法人メダカのお弁当
  • 認定NPO法人セカンドハーベスト名古屋
  • 宮っこ支援センターSAKURa
  • NPO法人栃木県こども応援なないろ
  • NPO法人LivEQuality HUB
  • あいうえお+プロジェクト


切手・はがき

  • 社会福祉法人中部善意銀行
  • 認定NPO法人侍学園スクオーラ・今人
  • 認定NPO法人抱樸
  • 認定NPO法人テラ・ルネッサンス
  • 公益財団法人交通遺児育英会
  • NPO法人FLOW


犬・猫用品

  • 認定NPO法人えひめイヌ・ネコの会
  • GUNDOG RESCUE CACI

 

 


一方でモノドネでは物品を換金し、そのお金が寄付金として団体に届きます。
子どもが成長し使わなくなったおもちゃや、時計、ブランド品など、これから使うことはないけれど捨てられないモノ、処分に困るモノがあればモノドネにお送りいただくことで社会貢献に役立てることができます。

 

ご利用の流れ

  1. 寄付したい団体を選ぶ
  2. 寄付申し込みを行う
  3. 寄付アイテムを発送、もしくは買取王国系列店に持ち込む
  4. 寄付アイテムが査定され、その査定額が寄付金として寄付される

モノドネを介することで自宅にある捨てられないモノや処分に困るモノを換金し、あなたが活動を支援したいと思う団体・企業に直接寄付をすることが可能になります。
もちろん希望される方には領収書が発行されますので、確定申告の際に寄付金控除(節税)を行うことができます。
モノドネ|寄付先一覧

 

 

まとめ

今回はお金ではなく、物品での寄付についてご紹介しました。

ご自宅にある使わなくなってしまって物置で眠っているモノや捨てるには抵抗があるけれど処分に困っているモノが、もしかしたら被災地や発展途上国では強く求められているモノかもしれません。

必要だとされている人々に活用してもらうこと、また換金され役立てられることは社会への貢献につながります。

もしこれらのモノがお家にあれば、寄付を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

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手続きは3ステップ

  1. 寄付したい団体を選ぶ

    モノドネ掲載団体の中から、あなたが応援したい活動団体を選びます。

  2. 申し込みをする

    申し込みフォームに必要事項を入力し、完了メールを受け取る。

  3. 寄付品を発送する。

    メールに記載された発送先へお品を発送する。

    ※買取王国系列店舗への持ち込みも可能です(一部対象外店舗あり)。

発送されたお品を専任スタッフが査定し、その査定額全額があなたの選んだ活動団体への寄付金になります。 査定額はメールにてお知らせします。
選んだ活動団体が寄付金控除対象団体であれば、寄付金控除を受けられます。

※寄付金控除を受けるには領収書が必要ですので、お申し込みの際に領収書希望を選択ください。

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