50代が定年後の活動で「社会貢献」を選ぶ理由とおすすめの活動について
最近では定年後に取り組みたい活動として、ボランティアなどの社会貢献活動をあげる50代が増えています。
本記事では、50代の半数以上が定年後に取り組みたい活動として社会貢献と答える理由と、50代におすすめしたいボランティア活動について紹介します。
50代の半数以上が定年後に社会貢献活動に取り組みたいと答える理由
年齢に関わらず、今は仕事や生活に忙しく時間がないが「定年後には人の役に立ちたい」「社会貢献活動に取り組みたい」と考える人が増えています。
特に50代の人が、定年後に社会貢献活動に取り組みたいと答える理由としては以下のようなものが考えられます。
- 地域や社会との接点が増やせる
- やりがいを感じられる
- 柔軟な働き方ができる
一つずつ説明します。
地域や社会との接点が増やせる
50代となると、社会人として働く生活を30年以上続けている人がほとんどです。
気がつけば近所に知り合いがおらず、関わるのは仕事関係の人ばかりという人も少なくないでしょう。
50代になると定年後の生活を考え始めることも多く、社会貢献活動を通じて自分が住み慣れた地域や社会との接点を増やしたいと考え始める人が多くなります。
社会貢献活動に取り組むことで、地域や社会につながった貴重な人脈やネットワークが築け、仕事では出会えなかったような人たちとのつながりができます。
やりがいを感じられる
50代になると長い社会人経験の中で築いてきたキャリアやスキルを持っており、社会貢献活動を通じてその価値を再認識できるでしょう。
また社会貢献活動に取り組む中で、仕事だけでは気づかなかった疑問や課題を感じたり、新しい発見に触れたりする機会も増えます。
これらの機会は自己成長へのきっかけとなり、大きな達成感や充実感へとつながります。
柔軟な働き方ができる
社会貢献活動とは、人や社会のために自分の意思で自発的に行うボランティアです。
誰かに強制されて行うものではなく自分の意思にもとづく行動のため、相手の迷惑にならない限り、自分のスケジュールに合わせた柔軟な働き方ができます。
50代であれば大きな仕事で重要な役割を任されたり、親の介護や子のライフイベントへのサポートがあったりと予定が思うように進まないことも多いです。
自分の状況や環境に合わせ、柔軟に取り組める社会貢献活動は、50代にとって最も魅力的な働き方の一つだといえるでしょう。
50代にこそおすすめしたい社会貢献活動はプロボノ
プロボノとは、仕事などで培ってきた知識や経験を活かせる社会貢献活動をさします。
地域や社会への貢献を目的に無償で働くという点ではボランティアと同じですが、プロボノはより専門的な知識や経験、スキルが求められます。
社会人としてさまざまな経験やスキルを積み重ねてきた50代にこそ、プロボノはおすすめの社会貢献活動です。
個人でも取り組めるプロボノには、以下のようなものがあります。
- 子どもたちへの学習支援
- 外国人旅行者への通訳
- 被災地支援
- 養護施設や老人ホームでのサポート
- プログラミングを教える
- 動物保護
- 森林ボランティア
同僚や部下に対して指導した経験や何かしら教育業界での知識があれば、子どもたちへの学習支援ができるかもしれません。
英語が得意な方は、日本に旅行にきた外国人旅行者へのサポートができます。
医療および福祉の知識や経験があれば、それらをベースに被災地支援や福利施設でのサポートに活かせるでしょう。
ITスキルをお持ちであればプログラミングを教えたり、Webの経験を活かし動物保護や森林ボランティアの活動をSNSなどで発信したりすることもできるでしょう。
プロボノは上記以外の活動についても、幅広く募集しています。
少しでも興味があれば、ぜひ「プロボノ 募集」などで検索してみてはいかがでしょうか。
社会貢献することで得られるもの6つ
ボランティアを行うことで社会に貢献できますが、実はそれだけでなく自分にとっても大きなメリットがあります。
具体的には、以下のようなメリットが考えられます。
- 目的が見つかる
- 新たなスキルを習得できる
- 積極性や責任感が身につく
- 視野が広がる
- つながりができる
- 感謝される
詳しく説明します。
目的が見つかる
社会貢献を通じて有意義な活動をすることで、自分の生活や人生に新しい目的を見出せます。
自分が望む目的に向かって試行錯誤しながら進むことは、精神的にも満たされる機会になるでしょう。
新たなスキルを習得できる
社会貢献活動を通じて、多くの人と接します。
その中で、自分の不得意や足りていないと思われる能力を実感し、新たなスキルを取得しようと意欲が湧くことがあるでしょう。
また自分の得意分野を誰かに伝える機会にも恵まれ、すでに持っているスキルをさらに高めることもできます。
積極性や責任感が身につく
ボランティアは、自らの意思で自発的に行う活動です。
活動にあたって中心となり指示を出す人もいますが、その指示を待つだけでなく自ら今の状況を把握し積極的に動こうとする姿勢が求められます。
このような行動を繰り返すことで、積極性や責任感が身につきます。
視野が広がる
社会貢献活動には、老若男女さまざまな人が参加しています。
活動によっては乳幼児や子どもなど、仕事ではほとんど接することがない世代と関わることもあります。
大人になると気の合う特定の人とのみ接してしまいがちですが、社会貢献活動を通じてさまざまな価値観を持つ人と触れ合い、その考えを知ることで視野を広げることができます。
つながりができる
社会貢献活動に取り組むことで、普通に生活しているだけでは絶対に知り合うことが無いような人たちと知り合いになります。
中にはプライベートでも親密な関係になれるほど、意気投合する人も出てくるでしょう。
「学生時代からの友人しかいない」「普段は会社の同僚としか接することがない」という人は、社会貢献活動を通じて、新しいつながりを求めてみてはいかがでしょうか。
感謝される
日々の生活の中で誰かから感謝されることは、あまり多くはありません。
社会貢献活動では、困っている人や支援を求めている人を直接サポートします。
そのため相手から直に感謝の気持ちを伝えられる機会も多く、喜びややりがいを感じます。
まとめ
本記事では、50代の半数以上が定年後に取り組みたい活動として社会貢献と答える理由と、50代におすすめしたいボランティア活動について紹介しました。
人生100年時代といわれている今、50代といえどもまだまだ人生の折り返し地点であり、新しい可能性に満ちています。
やりたいことが見つからない、ただ年を取っていくことが不安だという方はぜひ、社会貢献活動に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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