モノドネ登録団体のご紹介Vol.5 / 認定NPO法人 レスキューストックヤード(RSY)
今回の記事では、モノドネに登録されている団体様を紹介していきたいと思います。第5回目は、 災害救援への取り組みを主とする認定NPO法人「レスキューストックヤード(RSY)」です。
認定NPO法人「レスキューストックヤード」の概要
団体名 | RSY / 特定非営利活動法人レスキューストックヤード(正式名称) |
設立 | 平成14年3月 |
住所 | 〒461-0001 名古屋市東区泉1-13-34 名建協2階 |
公式ホームページ | https://rsy-nagoya.com/ |
認定NPO法人レスキューストックヤードとは?
レスキューストックヤードは、1995年結成の「震災から学ぶボランティアネットの会」を法人化して生まれた認定NPOです。
- 寄り添う
- 学び合う
- ひとりにこだわる
- ひろげる
を軸として、災害が発生した際に「金銭や物品の支援」「講習会や相談会の開催」などをおこないます。
寄せられる寄付金や物資は、大きな地震や津波などで怖い思いをした被災者の方々、被災地の復興のために使用されます。そのほかにも、行政・社協(社会福祉協議会)・企業・各種団体・ NPOと連携するなど、さまざまなネットワークとも繋がりを持ちます。
行政 | 法律を実行するために作られた組織 内閣、〇〇省、裁判所など |
社会福祉協議会 | 各都道府県、市町村に設置された、社会福祉法人格の民間団体 「地域福祉の推進」を目的とする |
企業 | 各企業・サービス |
団体 | 地方公共団体、一般法人、財団法人など |
NPO | 非営利団体のこと 認定NPO、NPOなどがある |
>>各団体を詳しくみる
https://monodone.com/article/22
活動内容、寄付の使い道
レスキューストックヤードがこれまで取り組んできた活動は、おもに以下の4つ。
- 被災者支援
- 地域防災・減塩啓発活動
- 災害時要配慮者支援
- ネットワーク拡充
ここでは過去に発生した大地震をもとに、詳しく紹介します。
日本の大地震とレスキューストックヤードの取り組み
過去15年以上に渡り、レスキューストックヤードが取り組んできた被災者支援は次のようなものがあります。
阪神・淡路大震災の支援
発生年月日 | 最大震度 | 被害 | |
1995年1月17日 | 震度7 | 死者 | 負傷者(総数) |
6,402人 | 約43,700人 |
1995年に約6400人の命を奪った「阪神・淡路大震災」は、レスキューストックヤードの原点です。
当時はまだ「震災から学ぶボランティアネット」としての活動でしたが、被災地への訪問、機関誌 の「LiFe(リフェ)」の発行、不定期の学習会の開催をおこないました。
新潟県中越沖地震の支援
発生年月日 | 最大震度 | 被害 | |
2007年7月16日 | 震度6強 | 死者 | 負傷者(総数) |
15人 | 2,345人 |
2007年、新潟県を襲った震度6強の大地震。死者15人、負傷者は2,345人、また当時は12,000人以上が避難所に避難しました。
地震発生後には愛知県内のNPOやボランティアと手を組み、現地を調査。
その後「あいち」中越支援ネットワーク」を結成して、避難所でのケア、仮設住宅への引越し手伝い、被災後のクリスマスプレゼント配布など、被災者に向けた活動・交流を続けています。
東日本大震災の支援
発生年月日 | 最大震度 | 被害 | |
2011年3月11日 | 震度7 | 死者 | 負傷者(総数) |
18,131人 | 6,194人 |
2011年には宮城県牡鹿半島を震源とする東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)が発生。日本国内では、観測史上もっとも大きな地震となりました。
レスキューストックヤードでは、七ヶ浜を支える活動、県外避難者を支える活動などを続けてきました。
七ヶ浜を支える
- 資器材や物資を提供
- 災害ボランティアセンターへの炊き出し
- 足湯ボランティア
- 親子支援
- 浜再生支援、など
その後も、仮設商店街振興、小物・バッグの木工製品等をつくる「きずな工房」の運営支援などを続けています。
県外避難者を支える
- 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)の設立
- 「ROAD」プロジェクトへの協力(日本財団の支援)
- 愛知県被災者支援センターの設置
- 東日本大震災被災者支援ボランティアセンターなごやの設置
熊本地震の支援
発生年月日 | 最大震度 | 被害 | |
2016年4月14日 | 震度7 | 死者 | 負傷者(総数) |
211人 | 2,746人 |
「熊本地震」は2016年に起きた、死者211人にも及ぶ大地震です。今もなお、多くの団体や組織、 ボランティアの方々が支援しています。
以下は、レスキューストックヤードがおこなった「熊本地震の被災者」へ向けた活動例です。
年度 | 支援活動 | 具体例 |
2016年 | 避難所支援 |
|
集落支援 |
| |
応急仮設住宅支援 |
| |
2017 | 小規模高齢農家の支援 | 生活協同組合連合会アイチョイスの協力を得て、上野地区の被災農家を支援 |
製茶工場の支援 | チラシを作成して、商品販売の斡旋に協力 | |
離散した住民の集いの場づくり支援 | 高木ふれあい祭りの企画運営サポート | |
災害ボランティア活動支援プロジェクト会議 | 暮らしの様子・困りごとを伺うコミュニティ「うるうるパック」の提供 | |
みふね・ぎふ・あいち小学生交流ツアー | 自然体験、震災への備えをまなぶ交流ツアーを企画 | |
2018 | 七滝復興祭り 運営サポート |
|
みふね・あいち交流ツアー | 住民同士の集いの場を作り、南海トラフ巨大地震への備えを学ぶ機会を開催 | |
御船町自然体験、住民交流企画 |
|
ここでは地震のみ紹介していますが、台風・豪雨による水害や、山の噴火による災害の支援もおこなってきました。
そのほかの活動内容は、下記の公式ホームページで詳しくみることができます。
>>認定NPOレスキューストックヤード 公式ホームページ
https://rsy-nagoya.com
レスキューストックヤードへ寄付できるもの
NPO法人のレスキューストックヤードへ寄付できるもの、寄付の手順をご紹介します。
寄付できるも の | 種類 | 詳細 | 手順 |
金銭 | 振込 | 三菱UFJ銀行のみ |
|
クレジットカード決済 | 1,000円 / 1口 | CANPAN決済サービスを使用 | |
物品 | 衣類 | 極力、新品のみ | お問合せ後、支援する流れ 不用品をお金に替えてからの寄付を推奨 >>モノで寄付の【モノドネ】を詳しくみる |
食品 | 個人では基本的に不可 | ||
そのほか | 個人では基本的に不可 | ||
ボランティア | 東日本大震災復興支 援 | 家きずなハウスの運営サポート | 募集内容に準ずる |
RSY758への参加 | ボランティアグループの企画・立案・運営サポート | ||
災害ボランティア | 大規模災害発生時による、救援物資の移動、家の片づけ、炊き出し、子どもの世話、など。 | ||
資器材発送、整理ボランティア | ボランティア活動資器材の送付 | ||
街角募金ボランティア | 活動費のための街角募金 |
物資での寄付をご検討中の方は団体へ直接お問い合わせください。
※レスキューストックヤードは税額控除対象です。
>>認定NPO法人「レスキューストックヤード」を応援する
https://monodone.com/detail/5/
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