モノドネが取り組むSDGsを紹介 | Vol.1【貧困をなくそう】モノによる寄付支援で貧困をなくす一 助に
この記事では、モノドネが取り組むSDGsについて紹介したいと思います。
第一回目は、SDGsの目標1にあたる【貧困をなくそう】です。
モノドネの取り組み【貧困をなくそう】
モノドネでは、「貧困をなくそう」に対して次のように考えます。
「寄付事業「モノドネ」の運営により、各種寄付団体を通して
「困っている人へ、不要になったモノによる寄付支援を行い貧困をなくす一助となる。
モノドネが目指すSDGsへの取り組みより
https://monodone.com/about/
貧困とは
貧困にはさまざまな定義がありますが、国際ラインでは「1ドル90セント未満で生活せざるをえない人」としています。1990年では1ドル以下としていましたが、年々、生活費の上昇をもとに基準は見直しされているのです。
貧困層の種類
貧困層には、絶対的貧困と相対的貧困が存在します。
絶対的貧困とは、「世界銀行が決める貧困ラインを下回る、極度の貧困に置かれた人」のことです。上記で紹介したのは、絶対的貧困に値します。
一方で相対的貧困とは、「日本をはじめとする先進国で、一定水準を下回る所得しか得ていない人」のことです。たとえば日本だと「年収が約122万未満のひと」を相対的貧困に該当すると言われているんですね。
相対的貧困はひとり一人の生活水準も関わるため、絶対的貧困者と比べると可視化されにくい傾向があります。
貧困の現状
みなさんは世の中に貧困者、つまり「貧しい暮らしを強いられているひと」がどれだけいるのかご存じでしょうか。
これまでの歴史をたどると、1990年に1ドル以下で生活しなければならない人々は約19億人と言われていました。その25年後の「2015年」の調べでは約8億人まで低下しましたが、決して少ない数とは言えないでしょう。
貧困が多い国は、おもに南アジア地域とサブサハラです。世界中のおよそ85%を締めているんですね。
年齢ごとの貧困層をみると、次のようになります。
貧困がもっとも多い層は、18-59歳。
また、総人数の50%(3億5600万人)は18歳未満の子どもだというデータも出ています。
日本の貧困事情
わたしたち日本人にも、数多くの貧困層がいます。
日本では、7人に1人の子どもが「相対的貧困」だと言われています。
貧困率は約10年前の2012年と比較すれば、16.3%から13.5%と減少しています。
しかし、OECD加盟国の中では最悪の水準です。
OECDとは「経済協力開発機構」のことで、世界中の経済や社会福祉の向上を促進するための活動をおこないます。
日本、アメリカ、イギリス、カナダ、ドイツ、フランス、イタリアのG7を含んだ、先進国38カ国が加盟します。
貧困が絶えない理由
モノドネでは、貧困層が絶えない理由を以下3つと考えています。
- 紛争がおきる(環境的問題)
- 収入が少ない(経済的問題)
- 両親がいない(家庭的問題)
紛争がおきる(環境的問題)
紛争とは「意見のすれ違いなどから起きる、争いやもめ事」のこと。似た言葉に内戦や戦争もありますが、大きな意味では「紛争の一種」でしょう。暴力などの残虐行為を受けたこどもたちは、大人たちの勝手な都合でふるさとから逃れざるを得なくなります。
子どもたちの被害は、ふるさとに住めなくなるだけではありません。慣れない環境からの不安、ストレス、飢餓による栄養不良、病気へのリスクも問題視されています。
収入が少ない(経済的問題)
障害、病気などで働きたくても働けず、まともな収入を得ることができない親やその子どもたちもいます。また母子世帯(シングルマザー)の場合も収入が少なく、貧困状態に陥ることも少なくありません。
日本における母子家庭も、平成2年から平成27年の間で20万人ほど急増しており、全世界共通の問題とされています。
両親がいない(家庭的問題)
私たちは普段から、美味しいものを食べ、行きたいところへいき、不自由のない生活が送れます。一方では、紛争、内戦、病気によって両親を無くした子どもたちは、幼いことから貧困生活を余儀なくされているんですね。
国ごとの宗教的な考えや格差があるとはいえ、「貧困に対してもっとできることはないのか」と、日々考えさせられます。
私たち一人ひとりが貧困にできること
ここまでの内容から、貧困について興味をもっていただいた方もいると思います。
では実際にわたしたちが貧困にできることには、どのようなことがあるのでしょうか。
支援団体への寄付
貧困問題に取り組むNPO・支援団体へ寄付することで、ひとりの生活を今よりも良い形にできるかもしれません。まともな水さえ飲めない子どもや大人たちが多いのは事実です。
また、金銭の寄付だけでなく物資も可能です。
ただし物資される場合は、各団体の受け入れ条件に従ってください。なんでもかんでも物資すると、かえって迷惑となる可能性もあります。
ボランティア活動
ボランティア活動に参加するのもひとつでしょう。数多くの団体が、ボランティア募集をします。募金、フードバンク、国際交流、被災地訪問など、国内・国外にかかわらず活動内容はさまざま。まずはご自身が始められそうなものから参加してみましょう。
教育支援への参加
経験やスキルをお持ちであれば、教育支援への参加も検討してください。たとえば生徒の学習支援、保育園などがあります。世界の貧困問題に対して、プロボノという形で活動します。
>>プロボノを詳しくみる(https://monodone.com/article/36)
モノドネを通じて「貧困」を救う
モノドネでは数多くの支援団体をご紹介していますが、なかには国内・国外の貧困問題の取り組みに重きをおく団体様もいらっしゃいます。
外国の困窮者や子どもたちに向けた取り組み
団体名 | おもな活動 | URL・紹介記事 |
公益財団法人プラン・インターナショナ ル・ジャパン |
| https://monodone.co m/detail/22/ |
認定NPO法人テラ・ルネッサンス |
| https://monodone.co m/detail/25/ |
認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン |
| https://monodone.co m/detail/10/ |
日本の困窮者や子どもたちに向けた取り組み
団体名 | おもな活動 | URL・紹介記事 |
認定NPO法人撲滅 |
| https://monodone.com/detail/21/ |
認定NPO法人フローレンス |
| https://monodone.com/detail/19/ |
一般財団法人あしなが育英会 |
| https://monodone.com/detail/17/ |
各団体さまからご寄付することもできますし、モノドネを利用いただくと不用品で寄付することも可能です。使わないモノを活用いただくことで、「貧困をなくそう」だけでなく「つくる責任つかう責任」「住み続けられるまちづくり」といったSDGs項目にも参加でき、社会貢献につながります。ぜひご検討ください。
貧困と寄付は、切っても切れない関係
この先ずっと、貧困と寄付が「切っても切れない関係」でいることは間違いありません。貧困問題は、海外だけでなく日本でも多くの取り組みがなされています。
正直、わたしたち一人ひとりが貧困層に対してできることは限られてます。それでも誰かが「そっと」手を差し出さなければ、今もこれからも現状は変わることはないでしょう。
今回は、私たちが取り組むSDGs項目のひとつ「貧困をなくそう」について話してきました。少しでも貧困社会に関心を寄せていただけていれば嬉しいです。
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