3Rの一つ「リデュースの仕組み」 | 無駄なゴミを減らすメリットとは?

3Rの一つ「リデュースの仕組み」 | 無駄なゴミを減らすメリットとは?

 

「リデュース・リユース・リサイクル」 
みなさんも一度は耳にしたこともあるのではないでしょうか。すべての頭文字を取って3R(スリーアール)とも言われ、おもに「資源や環境問題への取り組み」を表します。

SDGs目標のひとつに「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」があります。 
令和時代においても、3Rを意識した私生活をここがけたいものですね。

そこで今回のモノドネ(https://monodone.com/)では、3Rの中から「リデュース」について詳しく解説します。

「不用品はすべてゴミで処分していた・・・」という方は、今よりもさらにリデュース活動へ貢献してみましょう。

 

リデュースの仕組み・現状

リデュースとは「ごみの発生を抑制する」です。 
街のあちこちでは、食品やビニールゴミが捨てられているのをよく見かけます。

ごみがポイ捨てされると、そのゴミを拾うひとが必要です。ひと一人を使うにはボランティアを除き、お金(税金)もかかります。 
自然保護の面から、徹底した対策強化が必要なのは言うまでもないでしょう。

一方で、私たちは「ゴミの発生」そのものについても深く考えなければいけないのです。

 

「無駄なゴミを減らす」と起きる変化とは?

そもそも無駄なゴミを減らすことで、生活にどんな変化があるのでしょうか? 
ごみを減らさないといけない理由ついて見ていきます。

減らす理由その1:ごみ処理にかかる費用の削減

みなさんの家庭や飲食店で出ているごみが「どのように処理され、3Rへ繋がるのか」「ごみに使われる年間一人あたりの税金」をご存じでしょうか?

ごみの処理は、基本的に「各市町村」が責任を持っておこないます。ごみの処理にもひとが必要となりますので、当然お金が増えることにつながります。この「お金」とは、税金です。

日本がごみ処理にかけている費用は、年間約1兆8627億円。 
たとえば一人一日1kgのごみを出すと、1日で一人当たり40円、年間で14,600円、の税金がかかる計算ですね。

ごみ排出量は2010年をピークに減少していますが、各企業・個人があらためて再認識する必要がありそうです。

減らす理由その2:二酸化炭素の排出を減らす

あるデータによると、2018年の世界のCO₂排出量は合計で約335億トン、そのうち日本のCO₂排出量は約11億3,800万トン(世界の総排出量の3.2%)と言われています。

また一人当たりの排出量は約9トンで、およそ「25mプール9つ分の量」の計算です。

二酸化炭素の排出が増加すると、海面上昇・生態系の変化・異常気象・熱中症・伝染病の増加など、地球にさまざまな悪影響を及ぼします。

これらすべてに共通するのは「自然の崩壊」です。 
たとえば海面が上昇すれば淡水に塩水が混じり、動物や植物などの生態系が変化すれば、最悪、世界規模での深刻な食糧難を招いてしまうでしょう。

  • お風呂の残り湯を洗濯に使いまわす
  • テレビ番組を見る回数を減らす、など

私生活で二酸化炭素を減らすさまざまな取り組みが紹介されていますが、今みなさんの目の前にある「一つのごみ」からも発生することを忘れてはなりません。

各国のリデュースへの取り組み

世界の各国では、日本よりもリデュースの取り組みが盛んです。 
フランス・オランダ・ベルギーの事例をご紹介します。

フランス

フランスでは、約10年間で「9割」におよぶ使い捨てゴミ袋の削減に成功しました。 
リユース可能な素材を活かして、レジ袋の削減に効果を出しています。

オランダ

オランダでは、20年という長い期間でレジ袋の有料化に成功しました。 
リデュースにかかわる研究所(KIDV)も設立されており、リデュースのみならず3Rに対して積極的に活動する国と言えます。

ベルギー

ベルギーでは、生産者責任組織の「Fost Plus」が、積極的なリデュース取り組みを実施します。 
レジ袋の有料化はもちろん、無料でリユースできるレジ袋を配布するなど、新しい仕組みを始めました。

 

ごみを減らす取り組み・方法

企業や個人ができる「ごみの削減」の取り組みには、どのようなものが考えられるでしょうか。

企業の取り組み

各企業では、何年も前からリデュースに関わる取り組みがスタートしています。

 

シェアリング・エコノミー 
シェアリング・エコノミーとは、個人や企業が持つモノや場所、スキルといった資産を他人に貸す、またはそういった形態のことです。

所有するものを貸す「シェアリング・エコノミー」は、ごみの削減にも繋がるサービスです。

たとえば代表的な事例だと、以下があげられます。

  • 民泊
  • 駐車場シェアリング
  • カーシェアリング
  • シェアサイクリング
  • フリマアプリ
  • 家事代行
  • クラウドファンディング
  • プロボノ(スキルを提供するボランティア)

中でも「フリマアプリって、シェアリング・エコノミーなの?」と思われる方もいるでしょう。 
フリマアプリは「ただ不用品を売ってお金を得る・断捨離する」だけではありません。

不要となったひとから必要とするひとに「手渡る」ことから、立派なモノのシェアなのです。 
またクラウドファンディングやプロボノについては、次の記事で詳しく解説しました。 
>>寄付とボランティアの違い(https://monodone.com/article/39

 

製品・パッケージの軽量化 
製品・パッケージの軽量化も、年々、取り組みが進んでいます。

日常のモノで例えるなら、

  • 飲料ペットボトル(サントリー・伊藤園など)
  • 飲料缶
  • 紙パッケージのシャンプー・お菓子
  • カメラ(ソニーが高性能かつ小型の軽量カメラを発表)
  • 自動車

などでしょうか。 
製品やパッケージの軽量化をはかることで、地球温暖化などの環境破壊の原因となる「CO₂削減」に効果的です。

これまで購入していた日用品・食品の包装が「突然、プラスチックから紙になっていた」体験もあるのではないでしょうか? 
これからは、紙包装の雑貨・食品を選んでみるのも良いかもしれませんね。

 

エコバッグ販売・レジ袋の有料化 
スーパー・ドラッグストア・コンビニ・洋服店・日用雑貨店などでは、レジ袋が有料化されました。有料化することで、お買い物にはマイバッグ(エコバッグ)の持参を意識づけ、プラごみの減少・CO₂削減へと繋げています。

以前では各コンビニが、

  • ストロー
  • スプーン・フォーク

などの有料化も検討中でしたが、現在では「プラ製から新法に切り替える」としています。

 

製品の耐久性アップ 
製品の耐久性アップは、未来の「持続可能な社会」を作るためにも重要です。 
昨今の「自動車・パソコン・家具」などは、製造過程からでる廃棄物の発生をおさえるほか、製品寿命延長のためのアフターサービスにも力をいれています。

また、モノを大切に使うことで、製品の寿命をすこしでも長くできます。 
身の回りのモノにも、今まで以上に「愛着」を意識してみてはいかがでしょうか。

 

個人の取り組み

個人ができるリデュースの10の取り組みを、一覧でまとめてみました。 
まだ意識されていなかった方は、できることから始めてみてくださいね。

  1. 無駄に買わない、もらわない 
    必要な量・数だけ購入するようにしましょう。
  2. 大切に、長く使う 
    大切に使い、すこしでも長く使うことを意識しましょう。
  3. ごみ量が少ない製品・食品を選ぶ 
    軽くて小さくなる製品・紙パッケージもすすんで選びましょう。
  4. 食品はむだなく料理する 
    無駄のない食材選びで、フードロス削減を意識しましょう。
  5. 食べ残しをしない 
    最初から量を減らす・持ち帰るなどの工夫をしましょう。
  6. マイボトル・マイカップを持参 
    ドリンク類、できるだけマイボトルを持参しましょう。
  7. 家具・家電は修理して使う 
    修理して使えるものは、最後まで責任をもって使いましょう。
  8. 試供品・チラシをもらわない 
    試供品・チラシの受け取りは「もらった後のこと」も考えましょう。
  9. リサイクルショップを活用する 
    中古でも問題ない場合は、リサイクルショップやフリマサイトを活用しましょう。

モノドネでは「不要になったものをお金に変えて」、NPO・団体に寄付ができます。 
リデュースへの参加のひとつとして、ぜひご検討ください。 
>>モノドネを詳しく見る(https://monodone.com/

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