モノドネ登録団体のご紹介Vol.26_一般財団法人あしなが育英会
今回の記事では、モノドネに登録されている団体様を紹介していきたいと思います。第26回目は、「一般財団法人 あしなが育英会」です。
一般財団法人あしなが育英会の概要
法人名 | 一般財団法人あしなが育英会 |
設立 | 1993年4月20日 |
住所 | 〒102-8639 東京都千代田区平河町2丁目7-5 砂防会館4F |
公式ホームページ | https://www.ashinaga.org/ |
一般財団法人「あしなが育英会」とは
あしなが育英会は病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、親が障がいなどで十分に働けない家庭の子どもたちを、奨学金、教育支援、心のケアで支えています。
「すべての子どもに教育と成長の機会が行き届き、誰もが平等に夢をかなえる機会を得られる」世界を目指し、奨学金による支援に加えて、人材育成のための教育支援活動や学生寮「心塾」の運営、心のケアプログラム、アフリカ遺児支援などの活動を行っています。
あしなが育英会の歴史
あしなが育英会は50年以上歴史のある「あしなが運動」から生まれました。
1967年、交通事故死被害者遺族が立ち上げた「交通事故遺児を励ます会」から遺児救済のあしなが運動が始まり、1969年に財団法人交通遺児育英会が発足しました。
あしなが運動に支えられ進学できた交通遺児たちが「恩返し運動」として1984年に「災害遺児」の高校進学をすすめる会を結成し、1988年には災害遺児向けの奨学金制度が始まります。
さらに災害遺児たちが「病気遺児」の高校進学を支援する会を1992年に結成し、1993年、病気遺児への奨学金制度の開始とともに、「災害遺児の会」と「病気遺児の会」が合併し、「あしなが育英会」は設立されました。
2000年頃から日本国外にも活動を広げ、2003年12月にウガンダにウガンダレインボーハウスを完成。親を亡くした遺児たちの心のケアの拠点となっています。日本国外へ活動を広げたきっかけも、1995年の阪神・淡路大震災の震災遺児たちが1999年のコロンビア・トルコ・台湾で起こった大地震に対し、「恩返しをしたい」と支援を呼びかけたことにあります。
活動内容、寄付の使い道
一般財団法人「あしなが育英会」の主な取り組み・寄付金の使い道を紹介します。
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国内遺児の教育支援事業
・奨学金事業
高校、大学・短大、専門学校、大学院などへの進学を希望する遺児学生及び親が障がいなどで十分に働けない家庭の子どもを対象に、奨学金を貸与・給付しています。この奨学金は他の奨学金との併用も可能で、20年以内に無利子返済となっています。また、私立の高校・大学入学の一時金や、進学仕度一時金の制度もあります。
1988年4月以来34年間で延べ55,000人に約660億円の奨学金を交付しています。
※モノドネへのご寄付はこちらの事業に使われます。
・学生寮「心塾(こころじゅく)」
奨学金で高校には進学できても、一人暮らしをすることは経済的に困難な学生が、首都圏や関西圏の大学や短大に進学できるように、1999年から神戸にて「虹の心塾」を、2006年からは東京にて「あしなが心塾」という学生寮を運営しています。
心塾では、経済的に支えるだけでなく、共同生活や独自のカリキュラムを通じて、「暖かい心」「広い視野」「行動力」「国際性」の4つの普遍的な主要能力を身につけ、広く人類社会に貢献する人づくりにも取り組んでいます。
・奨学生のつどい
日本各地のあしなが奨学生と世界約30カ国の学生が共に過ごすサマーキャンプを実施しています。
高校生が対象の「つどい」では、全国8会場で約1000人が参加。野外活動やグループワーク、海外の文化紹介、将来を考える時間等のプログラムが実施されています。
大学・専門各種学校奨学生の1年生を対象とした「つどい」では、学生スタッフ含む総勢400人で、チームビルディング、ディスカッション、著名人による講演、外国人学生とのワークショップなどが実施されています。
・あしなが学生募金
あしなか学生募金は学生が学生を支援するという形をとり、「あしなが学生募金事務局」という学生団体によって運営されています。
様々なヒトに支えられてきた恩を、後輩たちにも送り届けたいという「恩送りの心」で、あしなが育英会の奨学金を利用する大学生や専門学生らと、ボランティアが一緒になり、北海道から沖縄まで全国200カ所の駅頭・街頭にたち、支援を募っています。
・海外研修プログラム
あしなが育英会では、専門学校、高専(4年以上)、短大、4年制大学、大学院で学ぶ奨学生に、異国の地で「国際性」「多様性」を養ってもらいたいと、海外研修プログラムを提供しています。また、経済的な理由で諦めてしまわないように、費用補助制度も充実しています。
・ラーニングサポート
あしなが育英会では2020年10月から、小中学生学習支援プログラム(ラーニングサポートプログラム)を開始。これは、遺児小中学生と、大学奨学生が1対1でペアを組み、継続的にオンラインで学習支援を行うものです。自らが奨学金を受けている先輩と学ぶことで身近なお手本となるロールモデルと出会え、また少し先の未来について考える機会を提供することで、奨学金だけでは埋められない問題の解決を図っています。
国内遺児の心のケア事業
・レインボーハウス
あしなが育英会は1999年に神戸、2006年には東京に、2011年の東日本大震災後には仙台市、石巻市、陸前高田市にレインボーハウスを建設しました。
レインボーハウスは親というかけがえのない存在をなくした子どもたち一人ひとりを受け止め、プログラムを通してサポートしています。
アフリカ遺児の教育支援事業
震災遺児たちの「恩返し」をきっかけに2003年12月にウガンダにウガンダレインボーハウスが建設されました。2006年、そのレインボーハウス出身の遺児が早稲田大学に進学。その後、50人近くの後輩がレインボーハウスから日本の大学へ進学しています。
2014年には「あしながアフリカ遺児高等教育支援100年構想」を開始し、活動をウガンダからサブサハラ・アフリカ全土に広げています。この構想は、母国の発展を担う次世代のリーダーを育成するため、優秀な遺児に世界トップクラスの大学への就学をサポートし、将来様々な分野で活躍してもらうことを期待するものです。
あしなが育英会のメディア実績及び、出版書籍
あしなが育英会は各メディア露出などを積極的におこない活動域を広げるとともに、調査結果を提供しています。また、活動をより深く知ってもらうための出版物も発行しています。
テレビ
2022年5月31日:報道ステーション、他
WEB掲載
2022年5月14日:共同通信、他
新聞・雑誌掲載
2022年6月21日:毎日新聞、他
出版物
「だから、あしなが運動は素敵だ」:批評社/2010年、他
SNS・ブログ
SNSやブログでも近況報告をされています。
ブログ(https://www.ashinaga.org/media/category/column/)
インスタグラム(https://www.instagram.com/ashinaga_jp/?hl=ja)
ツイッター(https://twitter.com/ashinaga_jp)
フェイスブック(https://www.facebook.com/ashinaga.jpn)
「あしなが育英会」へ寄付できるもの
一般財団法人「あしなが育英会」へ寄付できるもの、寄付の手順をご紹介します。
応援したいと思った方は、ぜひ下記を参考にご支援ください。
寄付できるもの | 種類 | 詳細 | 手順 |
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金銭 | 継続寄付/500~ | 継続的に決まった額を寄付する方法です。 年1回、2回、4回、12回から選ぶことができます。 | 詳細は団体公式ホームページをご覧ください。(https://www.ashinaga.org/support/donation/) |
単発寄付/500円~ | お好きなタイミング、金額で寄付できる方法です。 | ||
遺贈・相続寄付 | 遺言によって遺産の一部またはすべてを寄付する方法です。 相続財産からの寄付も受付ています。 | ||
その他 | Tポイント | Yahoo!ネット募金 | 詳細は団体公式ホームページをご覧ください。(https://donation.yahoo.co.jp/detail/1379001/) |
携帯電話 | ソフトバンク/チャリティスマイル、つながる募金 | ||
物品 | 不用品を送ると、その査定額が寄付になります。 | 》モノで寄付の【モノドネ】を詳しくみる (https://monodone.com/detail/17/) |
>>一般財団法人「あしなが育英会」を応援する
(https://monodone.com/detail/17/)
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