寄付したお金ってどうなるの?NPO法人の寄付金の使い道Vol.2 女性・福祉編

寄付したお金ってどうなるの?NPO法人の寄付金の使い道Vol.2 女性・福祉編


コンビニやスーパーのレジ横にある募金箱、新聞やテレビなどで紹介される募金活動など。いざ募金活動を始めようと思っても「寄付したお金がどんなことに活用されてい るのか」疑問を抱く方は少なくないでしょう。   

基本的に募金や寄付は「善意」でお金を出すこと。 きちんとした形で有効に使ってもらいたいのが、支援者の”心の奥底”の本音だと思います。   

そこで今回のモノドネは、NPOや支援団体の寄付金の使い道を「モノドネ提携団体の事例」ごとに紹介します。   

本内容を読むメリットは以下の3つです。   

✓自分が関心ある問題の理解   
✓団体・組織の透明性の認知   
✓行政または企業・他団体など、提携先の把握   

ぜひ支援団体の選定に役立ててくださいね。 なお今回の記事は前回からの続きで女性・福祉編となります。まだ子ども編を読まれていない方は、是非こちらも一読ください。   

>>子どもの問題に対する寄付金の使い道(https://monodone.com/article/69)  

 

 

女性(DV虐待・海外の女の子)の課題

男性の場合ですと、あまり馴染みのない女性に関する問題。国内外問わず、子どもと同様に数々の問題を抱えています。   

日本がとくに深刻とする女性問題が「DV・虐待(暴的、ネグレクトなど)」 です。   
 DVとは「domestic violence(ドメスティック バイオレンス)」の略称で、これまで配偶者や恋人などの親密な関係にあるものから振るわれる暴力をいいます。上司が女性社員におこなうパワハラ、セクハラ、マタハラ、モラハラもDVのひとつと言えるでしょう。   

もしDVを受ける女性が母親であれば、「虐待」「不登校」「いじめ」など子どもにも悪影響を及ぼします。DV被害を受けた女性やその子どもは、心が回復するまで長期のケアやサポートが必要となる場合もあります。   

また海外の女性問題に取り組む団体では、「ジェンダー平等」つまり”性別の格差”についての取り組みが多いです。ジェンダー平等はSDGs目標の5番目にも掲げられており、世界全体で抱える問題の一つなのです。   

海外の女の子たちは、早すぎる結婚、兵士との強制結婚、性暴力による妊娠、女の子の家事の負担など、毎日のように苦悩を抱えながら生きています。日本だとあまり聴き慣れない問題ばかりですね。とくにジェンダー差別の問題は、アフリカや中東の貧困層が目立つ「一部途上国」で多く取り上げられています。   

弱い立場におかれた女の子は勢力に逆らうこともできず、幼くして命を落とす子どももいるのが現実です。貧困国から抜け出せないのは「ジェンダー平等がとり行われておらず、女性の働き手が少ないからだ」とも理由にされています。   

これらの問題に対し、一人ひとりが持つエンパワーメント(権限や自信、力をつけること)を強化するための数々の取り組みがなされてきました。

 

 

女性の課題に取り組む団体の「寄付金の用途」

ここで紹介する団体は次の2つです。

  1. 認定NPO法人「オリーブの会」
  2. 公益財団法人「プラン・インターナショナル・ジャパン」

 

保護シェルターの運営・相談会で母子ともに支える「認定NPO法人 オリーブ の会」

オリーブの家は、DV虐待の被害を受けた親子に対して、保護シェルターの提供やカ ウンセリング・セラピーで心のケアで支援する非営利団体です。2017年に立ち上げてからは数々の活動・寄贈実績を残し、2020年には認定NPO法人として新たに歩み始めています。   

DV被害者の多くは、その場から今すぐにでも逃げ出したい状況下です。一切のモノを持たず、貧困である場合も少なくありません。とくに子どもがいるご家庭では、最低限の衣食住が必要となります。そうした親子が安心して生活できるよう、オリーブの会では子どもと過ごせる保護シェルターを運営します。 また母親が保護シェルターに滞在中、子どもは学校に通えません。貧困ひとり親家庭の子供には、学用品を支給・家庭教師を派遣するなどの「学習支援」をおこないます。   

\オリーブの家の特徴/    
・DV被害女性からの相談は2020年で「323名」、2021年で「354名」   
・各法人・サービスから多数のの助成金実績あり   
・テレビ・新聞などの各メディア取材にも積極的    
>>オリーブの家の紹介ページ(https://monodone.com/detail/16/)

 

“女の子の生きる力”を支援する「公益財団法人 プラン・インターナショナル・ ジャパン」

1937年にイギリスの一人の女性から始まり、1983年に日本にて活動開始したプラン・インターナショナル・ジャパンは、子どもの権利や女の子の差別問題(ジェンダー) を軸として活動する国際NGOです。80年以上にわたり計70カ国、5,000万人以上の子どもたちを支援した実績をもちます。   

世界には貧困に苦しむ発展途上国が数多く存在します。そうした国には、衣食住だけでなく勉強すらできない子どもたちが多く暮らします。なかでも女の子は、兄弟の子守・食事の準備など家事を一任させられたり、身勝手な大人がレイプして子どもを産ませたりと、残虐な生活を余儀なくされています。   

このプラン・インターナショナル・ジャパンは、女の子を差別や偏見の習慣から守りエンパワーメントを目指す「ガールズ・プロジェクト」、紛争と難民・障害・弱い立場におかれた子どもたちの保護などをテーマにした「グローバル・プロジェクト」で、途上国の子どもたちを救い続けています。   

\プラン・インターナショナル・ジャパンの特徴/    
・ガールズ・プロジェクト支援者数「13,318人」、グローバル・プロジェクト支援者数「 11,893人」   
・2021年の支出内訳は「プログラム活動費84.2%」「支援募集活動費10.2%」   
・「カースト差別に苦しむインドの女の子たちへ奨学金を届けたい!」 クラウドファンディングで416万の支援金を集める

>>プラン・インターナショナル・ジャパンの紹介ページ(https://monodone.com/detail/22/)

 

 

女性支援(DV虐待・海外の女の子)の使い道まとめ

女性の問題に関わる寄付金の使い道をおさらいです。   

✓女性編で紹介した団体   

・認定NPO法人「オリーブの会」   
・公益財団法人「プラン・インターナショナル・ジャパン」

 

✓寄付金の使い道

 

  • DVや虐待で苦しむ親子を「保護シェルター・生活支援」心身ともにサポート
  • 海外のジェンダー差別を抱える女の子が「力や権限を取り戻す」ための支援
  • 弱い立場におかれた子どもたちが「課題に対応できる力を身につける」ための 後押し   
     

 

女の子・女性の問題に取り組む団体一覧(https://monodone.com/search/?page=1&category=7)

 

 

福祉(障がい者・高齢者)の課題

障がい者や高齢者といった福祉の社会問題は、実際にその立場に置かれていたり、過去に介護などを経験した人でなければ関わる機会も少ないでしょう。日本の社会福祉には解決までいき届いていない課題もまだまだ多いですが、同時に国からの支援制度・新たなNPOの設立が進んでいるのも事実です。   

なかでも自立支援、生活支援、従業員(スタッフ)の育成などが有名です。   

自立支援では、体に不自由をもった方々でも社会に参加できる場づくり・就労支援などで、一人ひとりが地に足をつけられるようにサポートします。障がいを持つとはいえど、ひとりの人間です。個性を大切にできる場所が求められてきます。   

生活支援では、行動に制限を患った重複障がい者または高齢者の方々に対し、日常生活のお手伝いをします。介護の仕事やサポートは、興味本意だけでできるものではありません。継続には、団体メンバーはもちろん「団体の思いに賛同して参加するボランティア」の力も大きな存在となります。   

従業員育成では、ガイドヘルパー、相談員の知識向上を目的とします。正しく知識を習得し、障がい者や認知症をかかえる高齢者などがより安心してサポートを受けられるように努めます。こうした従業員育成では、基本的には「セミナー開催」や「資格取得」のための資金に使われます。   

”あるべき人しか繋がりのない”社会福祉への寄付は、より家族・周囲に関心を持つきっかけのひとつとなるでしょう。

 

 

 

福祉の問題に取り組む団体の「寄付金の用途」

ここで紹介する団体は次の2つです。

 

  1. 認定NPO「ひょうたんカフェ」
  2. 公益財団法人「認知症の人と家族の会」

 

障がい者と共存して”社会との繋がり”を大切にする「認定NPO法人 ひょうた んカフェ」

2006年に発足したひょうたんカフェは、障がい者が持つ個性を生かしたモノづくりや、地域の方々との繋がりを大切した販売活動で「障がい者の自立」をサポートする非営利団体 です。2018年には認定NPO法人格を取得し、障がいを持っていても一般の方と変わらない日常が送れるよう、さまざまな企画やイベントも開催してきました。   

モノづくりでは、専門家の力を借りながら「絞り染めの靴下」「織り製品」などを手がけています。またワークショップを通じて手作り体験もおこないます。障がいを持つ方が一生懸命つくった品は、イベントやWebショップ(https://hyoutancafe.base.shop/)を用いて販売中です。商品を購入することで団体の寄付にもつながりますので、ぜひ覗いてみてください。   

販売活動では、手作りの豆腐・ドーナツを売り出します。リアカーを一生懸命引き、地域の方・社会との繋がりも実感できる活動です。食品の販売は、ひょうたんカフェのかわら版で紹介。   

それ以外にも、ひょうたんカフェは外出支援を担うガイドヘルパーの育成にも力をいれて、利用者ひとり一人が安心して過ごせる場所を提供します。


\ひょうたんカフェの特徴/   
・過去一年の利用者数「3,164人」   
・名古屋市福祉人材育成支援事業助成など、多数の助成金実績あり    
・SNSやメディア露出(中日新聞)の取り組みも活発

 

 

認知症を患う方・その家族に支援をおこなう「公益財団法人 認知症の人と 家族の会」

認知症の人と家族の会は、認知症をもつ高齢者を対象に、講演会・セミナー・相談にて支援する団体です。1980年に発足して、現在の会員数は一万人以上に及びます。   

講演会やセミナーでは認知症に関する正しい知識を普及させることが目的です。啓発リーフレットやポスターも作成し、ひとりでも多くの対象者やその家族へ呼びかけ続けています。   

また認知症と診断された方は、これからどうしたら良いのか悩んでしまいます。認知症の人と家族の会では、そうした診断に苦悩する方々から電話相談も受けつけます。   


この電話相談サポートは、認知症の人だけでなく「介護する気持ちを聞いてほしい」など、ご家族からも相談されるそうです。


\認知症の人と家族の会の特徴/    
・介護する方を対象にした”つどい”を「年間4,000回以上」開催(2016)    
・「国際アルツハイマー病協会」唯一の加盟団体で、国際活動も活発    
・これまで計20,000件以上の電話相談を受けるなど実績も豊富

 

 

福祉支援(障がい者・高齢者)の使い道まとめ

障がい者・高齢者の問題に関わる寄付金の使い道をおさらいです。   

✓障がい者・高齢者編で紹介した団体   
 ・認定NPO「ひょうたんカフェ」   
 ・公益財団法人「認知症の人と家族の会」   


✓寄付金の使い道

 

  • 障がい者それぞれが持つ個性を活かし「自ら活躍できる場所づくり」の支援
  • 地域とのふれあい・相談事業など、「利用者をひとりにさせない」きっかけ作り
  • ガイドヘルパーや相談員など「従業員の知識を身につける」ための育成支援   
     

福祉(障がい者・高齢者)の問題に取り組む団体一覧   
(https://monodone.com/search/?page=1&category=5)

 

 

まとめ

以上、女性・福祉に関する課題、それに取り組む団体の活動・寄付金の使い道をまとめてきました。 次回の記事では「災害(被災者・被災地)」、「動物保護(犬・猫)」の2つを中心にご紹介します。

モノドネでは、あなたの不用品を寄付金に変えることができる新しい仕組みです。
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手続きは3ステップ

  1. 寄付したい団体を選ぶ

    モノドネ掲載団体の中から、あなたが応援したい活動団体を選びます。

  2. 申し込みをする

    申し込みフォームに必要事項を入力し、完了メールを受け取る。

  3. 寄付品を発送する。

    メールに記載された発送先へお品を発送する。

    ※買取王国系列店舗への持ち込みも可能です(一部対象外店舗あり)。

発送されたお品を専任スタッフが査定し、その査定額全額があなたの選んだ活動団体への寄付金になります。 査定額はメールにてお知らせします。
選んだ活動団体が寄付金控除対象団体であれば、寄付金控除を受けられます。

※寄付金控除を受けるには領収書が必要ですので、お申し込みの際に領収書希望を選択ください。

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