寄付付き商品とは?身近なところから社会貢献!

寄付付き商品とは?身近なところから社会貢献!


寄付に関心はあるものの、具体的にどこに何を寄付したら良いのか分からなかったり、寄付するほど家計に余裕がなかったり…という方も多いと思います。

今回は購入するだけで寄付や社会活動に貢献できる、寄付付きの商品やサービスについてご紹介します。

 

寄付付き商品とは

寄付付き商品とは商品の売上のうち何%かを、社会貢献や環境保護活動などの支援にあてられる商品をいいます。

例えば、地雷・小型武器・子ども兵の課題や平和教育に取り組む「認定NPO法人テラ・ルネッサンス」では、支援の方法として、除菌消臭液、アパレル、お米などの様々な寄付付き商品を用意しています。

参考:https://www.terra-r.jp/kifu_goods.html

 

また、スーパーマーケットやコンビニエンスストアで「利益の一部をNPO法人に寄付します」などと呼びかけ、商品を販売しているところを見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここからは寄付付き商品やサービスについて、カテゴリーごとに分け紹介します。

 

寄付付き商品/食品4選

食品に関する寄付付き商品・サービスを4つ紹介します。

 

森永製菓

お菓子メーカーである森永製菓では、2008年より「1チョコfor1スマイル」活動を続けています。

チョコレートの原料であるカカオの生産国ガーナなどでは、経済的な自立が難しく多くの子どもが働かざるを得ない状況があり、社会問題の一つになっています。

「1チョコfor1スマイル」は、森永製菓が販売するチョコレート菓子などの対象商品の売上の一部を、カカオ生産国にいる子どもたちの教育環境の改善や、児童労働問題への取り組みを支援しています。

森永製菓では年間を通じて「1チョコfor1スマイル」を行うだけでなく、別途特別期間を設け森永チョコレートなどの対象商品1個につき1円を寄付する活動も行っています。

 

キャニオンスパイス

株式会社キャニオンスパイスは、化学調味料を一切使用していない「こどものためのシリーズ」のカレールウなど商品の売上の一部を、途上国の子どもたちを支援するプロジェクトに寄付しています。

 

寄付型自動販売機

特定非営利活動法人寄付型自動販売機普及協会では、各飲料メーカーの協力を受けて寄付型自動販売機などの普及・啓発および、その維持管理のための支援などを行っています。

寄付型自動販売機とは自動販売機で販売した清涼飲料水の売上を、非営利団体などに寄付できる仕組みの自動販売機です。

この自動販売機でジュースを買う、または自動販売機を設置し寄付を集めるという取り組みが、そのまま社会貢献につながります。

支援先は自動販売機によって医療・食料などの「人道支援」や子ども・子育て・教育などの「子ども支援」、犬猫の保護・ワクチン接種などの「動物支援」、植林や緑の再生など「環境支援」など多岐にわたり、支援先の団体によって販売機のデザインが異なります。

 

ヒトサラ

株式会社USEN Mediaが運営するグルメサイト「ヒトサラ」では、サイト内でレストランを予約すると1つの予約につき20円をTABLE FOR TWOに寄付され、その20円が一食分の給食として途上国の子どもたちに届けられる取り組みを行っています。

TABLE FOR TWOとは、先進国の私たちと途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトのもと、世界規模で起きている食の不均等を解消し途上国と先進国の騒動の人びとの健康を同時に改善することを目的に活動している団体です。

 

 

寄付付き商品/日用品3選

時計やコスメなど寄付付き商品を3つ紹介します。

 

エスティローダー

化粧品ブランドのエスティローダーやクリニークなどエスティローダーグループの7ブランドでは、毎年乳がんキャンペーンを展開しています。

このキャンペーンでは、乳がんの早期発見と予防を目的とした知識啓発や医療研究機関への支援活動を行っており、毎年10月に乳がん啓発キャンペーンのシンボルであるピンクリボンをモチーフにしたチャリティコスメを販売し売上金の一部を寄付しています。

 

シチズン

時計メーカーのシチズンは、自社ブランドの一つであるシチズンクロスシーを通じて2013年より国際NGOプラン・インターナショナルの活動を支援しています。

国際NGOプラン・インターナショナルは、世界75カ国以上で活動を行う国際NGOであり、子どもの権利を推進し貧困や差別のない社会を目指し活動しています。

女性向けブランドであるシチズンクロスシーの売上の一部は、NGOプラン・インターナショナルを通じてベトナムにある小中学校の女性寮の環境整備や、ネパールでの月経に関しての知識を深める研修活動などに役立てられています。

 

スプーン・スプーン

農薬や化学肥料を使わずに育てた植物を原料としている日本のコスメブランド「スプーン・スプーン」では、売上の一部を公益社団法人国土緑化推進機構「緑の募金」に寄付しています。

またスプーン・スプーンでは障がい者支援も行っており、生産過程にできるだけ障がい者の方に関わってもらい、継続的に収入を得られるビジネスモデルづくりをしています。

 

 

寄付付き商品・サービス/衣料2選

衣料に関する寄付付き商品・サービスを2つ紹介します。

 

モンベル

アウトドアブランドのモンベルでは販売しているバンダナの売上の一部を、一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団の活動に役立てています。

一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団とは、「豊かな森は人の心も豊かに育む」をモットーに、放置された里山の再生活動を行い、里山を保全・管理することで野生生物が生息できる森にすること。またそれと同時に、人びとが豊かに暮らせる社会づくりを目指し活動を行っている団体です。

モンベルでは、寄付付きTシャツも販売しています。

こちらはデザインにより寄付先が異なり、上述したC.W.ニコル・アファンの森財団だけでなく「特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会」や、「一般財団法人小清水自然と語る会」が運営するオホーツクの村の活動などに役立てられています。

好みのTシャツのデザインだけでなく、支援したい活動によって購入するTシャツを選ぶことができる非常にユニークな取り組みです。

 

ワコール

下着メーカーのワコールでは乳がんの早期発見・早期治療の大切さを呼びかけ、ピンクリボン運動の一環として毎年時期を決め寄付付き商品の販売やサービスを展開しています。

2023年度は10月1日~10月31日の期間中に、対象店舗で試着や採寸を行うとそれぞれ10円ずつを、ワコールWebストアで商品を購入すると1回の購入で10円をピンクリボン活動団体である日本対がん協会・認定NPO法人乳房健康研究会・認定NPO法人J.POSHに寄付する取り組みを行いました。

 

業界のカテゴリーを超えた寄付付き商品

最後に食品や日用品など一つのカテゴリーだけでなく、分類を超えた多くの企業が参画するレッドカップキャンペーンについて紹介します。

レッドカップキャンペーンとは、途上国の子どもたちの健全な成長を支援する活動の一つであり、レッドカップマーク付きの対象商品を消費者が購入すると、その売り上げの一部が企業から寄付され途上国の子どもたちに給食が届けられる運動です。

2022年には、59カ国の途上国で約2,000万人の子どもたちに学校給食が届けられました。

ちなみにレッドカップとは国連WFPが給食を入れる容器として使用している、赤いカップをさします。

レッドカップキャンペーンの対象商品は生鮮や加工食品、日用雑貨、外食、サービス、衣料品など幅広く、私たちの日常生活に必要なものばかりです。

スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ECサイトなどでも気軽に購入できるものがほとんどですので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

 

まとめ

本記事では寄付付き商品・サービスについて、紹介しました。

寄付付き商品・サービスは、特別なことをしなくても日常生活の中で社会貢献に参加できるという大きなメリットがあります。できるものから始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

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