募金とは?その仕組みやルール、寄付との違い、募金の種類までを解説します。

募金とは?その仕組みやルール、寄付との違い、募金の種類までを解説します。


みなさんは募金と言われて何を思い浮かべるでしょうか?おそらく大災害が起きたときの「募金活動」、赤い羽根共同募金やユニセフ募金、コンビニ募金などを想像される方が多いかもしれません。 
また募金と似たような言葉で「寄付」「義援金」などが使われることもあり、 

「そもそも募金って何?」 
「寄付とは何が違うの?」 
「募金を始めたいけど、どこに募金して良いかわからない」 
「募金をするときに注意すべきことは?」など 

募金に対してさまざまな疑問を抱えることもあるでしょう。 

そこで今回のモノドネでは、募金の意味・そのほかの言葉との違いといった「理解を深めていただくための基本的な情報」にあわせ、募金するときの注意点、おすすめの募金先をご紹介します。 
ぜひ本記事で募金の全体イメージを掴んでいただき、ご自身の募金活動に役立てるだけでなく、周囲の方にも共有いただければ幸いです。 
 

 

目次

  1. 募金とは
  2. 募金と寄付の違い 
    ・募金の寄附金控除
  3. 募金活動の仕組み 
    ・募金活動がスタートするまでの流れ 
    ・集まった募金の使い道 
    ・コンビニなどに設置された募金箱 
    ・街頭募金
  4. 募金の種類
  5. 募金をするときの注意点
  6. お勧めの募金先
  7. まとめ

 

 

1.募金とは

まずは「募金」とはどのような意味や取り組みを指すのでしょうか。 

募金とは「お金を募って集めること」です。この”募る”は「広くよびかけて集める」もしくは「募集する」という意味を持ちます。 
したがって、募金とは「不特定多数の人からお金を集める」と表すことができますね。 

また募金を翻訳すると「fundraising(ファンドレイジング)」となります。ファンドレイジングは「基金を持ち上げる・高める」「資金調達」という意味です。さらに「募金する」は英語で”Donate(ドネイト)”、寄付は”donation(ドネイション)”、寄付者は”donor(ドナー)”となります。 
ファンドレイジング、ドネイション、ドナーなど、寄付に興味をお持ちの方なら一度は見聞きしたこともあると思います。 
 

募金する理由

「なぜ世の中の多くの人は募金するのだろう?」 

募金での社会貢献に興味を持たれる方のなかには、このような疑問を抱くケースも少なくありません。 
そもそも募金には「きちんと困った人のために有効活用されているのか」「NPOなどのボランティア団体の飲み食い代になっていないだろうか」といった不安要素があるのは事実です。 
募金するきっかけや理由は一人ひとり異なりますが、「困った人の役に立ちたい」という想いから行動することが多いと言われています。また「あの人が募金したから…」と他人の影響も理由の一つにあげられます。たとえば好きな芸能人、アーティストが大きな寄付をしたら「つい自分も」と多くの方が募金箱にお金を入れたり、団体へ寄付します。 
とはいえ寄付・募金は「強制ではなく自発的におこなうもの」です。ここでは、どんな理由であろうと「寄付者の意志」から成り立っているのだと理解しておきましょう。

 

 

2.募金と寄付の違い

募金について調べていると「そもそも募金と寄付は何が違うの?」と疑問を持つ方も多いです。募金と寄付には、読み方以外に一体どのような違いがあるのでしょうか? 
募金は「金銭を募って集めること」です。つまり、寄付を集める側の行為を指します。 
対して寄付は「金銭または物品を贈ること」ですので、寄付をする側の行為を指します。つまり、寄付と募金はその行為を行う立ち位置が異なります。 
昨今では団体や自治体などへ金銭を贈るときに「〇〇へ募金した」と使われるケースも多いですが、厳密には「〇〇へ寄付した」が正解です。寄付や募金される際は、こうした意味の違いもしっかり理解しておくことが大切です。 



寄付と寄附 

また寄付は「寄附」として使用されるケースもあります。寄付と寄附はどちらも「きふ」と呼びます。 
結論からいうと「寄付」と「寄附」に意味の違いはありませんが、使われるシーンが異なります。 
わたしたちがよく目にする「寄付」は新聞やテレビなど日常生活で使用する機会が多く、「寄附」は国税庁や総務省のホームページに記載する法令文などで用いられています。たとえば後述する寄附金控除でも「寄附」と明記します。 
非営利活動でよく使われる言葉については下記ブログをご覧ください。寄贈や義援金についても紹介しています。 
>>寄付やボランティアなど「非営利活動」で使われる言葉の意味

 

募金の寄附金控除

募金や寄付をする理由の一つに「寄附金控除」があります。寄附金控除とは「国が指定した団体やNPOに寄付すると、所得税・住民税などの控除が受けられる制度」です。最近では、ふるさと納税を利用して寄附金控除を受けるサラリーマンの方も増えてきています。 

「"寄附金"だから、対象となるのは寄付だけ?」 
「街頭募金やコンビニ募金でも寄附金控除は受けられるの?」 

このように募金でも税制優遇が受けられるのか気になっている方もいることでしょう。 
寄附金控除は募金でも寄付と同様に受けられます。ただし、街頭募金、コンビニやスーパーなどの募金箱への寄付は対象外です。募金箱では領収書が発行されないためです。寄附金控除を受けるには、大前提として寄付した証明書が必要です。 
また発行された証明書や領収書を「確定申告書」と一緒に税務署へ提出することが大前提となります。寄付も募金も、寄附金控除を受けるには"寄付者に関わらず"確定申告が必要ですので注意しましょう。 
>>寄附金控除のための確定申告手順を詳しく解説

 

 

3.募金活動の仕組み

「募金したお金はどのように使われてるの?」 
「コンビニなどに募金箱を設置するのは誰?」 
「ちゃんと世の困った人のために使ってる?」 

集まった募金もしくは寄付金が「どのような仕組みで動いているのか」、募金に参加する誰もが疑問に思うのは当然のことでしょう。この点を理解しないで募金すると、いくら胸を張って社会貢献したとしても、少なからず不安が残ってしまうものです。 
募金が貧困者や被災者などに使われるまでの流れを知ることで、場所に限らず少しでも納得のいく募金がおこなえるでしょう。

 

募金活動がスタートするまでの流れ

募金活動は「〇〇の地域(国)でこうした問題があるので、今から〇〇へ募金活動にいってきますね」と、突如おこなわれる訳ではありません。大災害などの緊急募金を除き、基本的には国や地域が抱える課題に対して、使い道などをしっかりと定めたのち実施されます。 
寄付者側にも生活があり、そんな一人ひとりから募金されたお金です。中途半端な計画のもと、やみくもに寄付金を集めていては意味がありません。 
たとえば冒頭でも紹介した「赤い羽根共同募金」や「ユニセフ」でも、本部で状況を見ながら各国に送る、助成計画を立案するなど、無駄のないよう活用されます。

 

 ユニセフ募金の仕組み 

 1. みなさんが募金したお金
 2. ユニセフ国内委員会(日本:日本ユニセフ協会)
 3. ニューヨークにあるユニセフ本部へ(各国政府と協力) 
 4. ユニセフ現地事務所(33の国と地域)
 5. 世界で苦しむ子どもたちのもとへ
 

 

 赤い羽根共同募金の仕組み 

 1. 地域の福祉団体等が共同募金会に助成(毎年の目標額を設定) 
 2. 募金箱の設置、各募金活動がスタート 
 3. みなさんが募金したお金は各地域の共同募金会へ 
 4.1 集まった募金の約7割が募金の地域で使われる 
 4.2 残りの3割は市町区村を超えた広域の活動、災害時の備えなどに 
 

 

集まった募金の使い道

募金活動にて集められたお金はどのように使われるのでしょうか。 
先にも述べたように、募金と寄付の違いはその行為を行う者の立ち位置の違いです。ですので、募金及び寄付で集められた「寄付金」の使い道は基本的に同じで、募金活動を行った団体が取り組む社会問題解決に使われます。 
団体によっては様々な活動に同時に取り組んでいるため、取り組み毎に募金を行っている場合があります。大災害が発生した際には、「緊急支援」としてその災害を対象にした募金がなされることがあります。この場合に集まった寄付金はその災害に使われます。 
一方で、取り組みを指定せず、その団体の活動そのものに対しての募金を行っている場合もあります。 
ほとんどの団体は、寄付金の使い道を公式ホームページなどで紹介しています。 
「自分の寄付金は○○に使ってほしい」という希望がある場合は、それに携わっているというだけでなく、より詳細に寄付金の使い道を定めている団体の募金に寄付するといいでしょう。

 

コンビニなどに設置された募金箱

コンビニやスーパーなどのお店で買い物した際、レジにて募金箱を見かける機会も多いと思います。一体誰がどういった流れでこのような募金箱を設置しているのか気になっていた方もいるのではないでしょうか。 
基本的にコンビニなどに設置された募金箱は「各コンビニと団体の提携」によるものです。コンビニやスーパーを運営する各企業がボランティア事業の計画を立て、非営利組織とタッグを組みます。 
また緊急時には募金箱の追加や入れ替えがおこなわれるケース(新型コロナウイルス、ウクライナ緊急支援など)や、各コンビニ設置の専用機械を使った募金もおこなわれています。いずれにしても、募金で集まったお金が、各店舗や会社の事業のために使われるわけではないため安心してください。 

コンビニやスーパー以外に、次の場所にも募金箱は設置されています。

 

動物園や水族館

動物園や水族館にも募金箱が設置されています。集まった募金は、野生動物の保全活動に役立てられます。

動物園や水族館は、年間で何万人もの来場者がおり、動物や生き物の姿を楽しむ場所です。それと同時に、絶滅する恐れがある動物や生き物を保護して増殖させるといった保全活動も行っています。

地球環境の変化によって、世界中の動物の保全活動はますます需要が上がっています。
そこで、多くの動物や生き物を保護するために、来場者の募金による協力が必要なのです。

 

空港

空港に設置されている募金箱で特別大きいのが、ユニセフの「外国コイン募金箱」です。
ユニセフ募金は、一度は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

ユニセフは、世界中の子どもたちの健康と安全を守るための機関で、集めた募金はその活動に使われています。
そんなユニセフの外国コイン募金は、海外旅行や出張などで余った外貨を募金できるものです。

外国コイン募金の募金箱は、成田、羽田、関西、中部、福岡、新千歳、仙台、広島の国内主要空港に設置されています。

 

自治体施設

自治体施設に設置された募金箱は、行政の募金箱です。
行政の募金は、行政では行き届かない社会サービスを補うことを目的としています。

ここで言う社会サービスとは、高齢者や障がい者へのサービスや、災害援助、子どもの貧困をサポートするサービスなどが挙げられます。
行政への募金によって、よりよい社会づくりに貢献できるでしょう。

 

ここからはファミリーマート、セブンイレブン、ローソンの募金活動や、募金箱以外でできる募金方法について紹介します。 

 

ファミリーマート

「ファミリーマート夢の掛け橋募金」として来店されるお客様とNGOやNPOとの掛け橋となり、協働で社会的な活動に取り組むための活動を行っています。
2022年度に集められた募金額は、店頭募金額のみで4億2,446万507円に上り、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンや全国子ども食堂支援センターなどへ寄付されています。
 

セブンイレブン

環境をテーマに社会貢献活動に取り組むことを目的とした、セブンイレブン記念財団を創立しています。
2022年度の募金額は4億2,942万8,907円となり、「環境市民活動支援」「自然環境保護・保全」「災害復興支援」「広報」の4つの領域で支援活動を行っています。
 

ローソン

ローソングループとして「子どもたちの未来のために」をコンセプトにし、募金活動を行っています。2022年度は5億3,612万582円の募金額が集まり、子どもたちの教育サポートや健全な育成に向けた支援などに役立てられています。

 

募金箱以外でできる募金方法

ファミリーマートではFamiポート、ローソンではLoppiというマルチメディア端末から特定の団体へ寄付することができます。
いずれも寄付したい相手先を選択し、金額を設定するのみで寄付を行うことが可能です。
ご興味をお持ちの方は、ぜひこちらの方法もお試しください。
 

コンビニ募金箱提携団体おもな取り組み・募金の使途
ファミリーマート定期 
「夢の架け橋募金」
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン日本をはじめ世界約120ヵ国以上で、緊急・人道支援や保健・栄養、教育などの支援
公益財団法人 国土緑化推進機構地球に生きるすべての生き物にとって必要な「森林」を、将来に残すための取り組み
特定非営利活動組織 国際連合世界食糧計画 WFP協会紛争、自然災害による被災者たちの命を守るための緊急食糧支援、子どもたちへ栄養価の高い給食を提供など、飢餓救済に向けた取り組み
NPO法人 全国こども食堂支援センターむすびえ各地域のこども食堂ネットワークがより活動しやすくなるよう後押し、こども食堂を応援する企業や団体と子ども食堂をつなぎ、こども食堂が必要不可欠な理解を広げるための調査・研究
緊急 
「夢の架け橋募 
金」より一部活用
セーブ・ザ・チルドレン、国連WFP協会ウクライナ人道支援活動
セブンイレブン定期一般財団法人 セブン-イレブン記念財団森林の保護、環境市民活動助成、自然災害復興活動、環境イベント支援など、環境をテーマにした取り組み
緊急ウクライナ難民緊急支援募金
ローソン定期公益社団法人 国土緑化推進機構ローソン緑の募金 
地球に生きるすべての生き物にとって必要な「森林」を、将来に残すための取り組み
全国母子寡婦福祉団体協議会(全母子協)夢を応援基金(ひとり親家庭支援奨学金制度) 
ひとり親家庭などの子どもたちが経済的理由で夢を諦めなくて済むよう、「夢の応援基金」として奨学金の給付を実施
公益財団法人日本サッカー協会 
(JFA)
「夢の教室」募金 
多種目の現役選手・OB・OGなどを「夢先生」として学校に派遣し、「夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」を伝える活動
緊急・日本赤十字社(下記で紹介) 
・国連WFP協会
ウクライナ緊急支援

お店や企業に限らず、募金箱には「NPO」や「一般もしくは公益法人」などの非営利組織が関わっています。つぎにコンビニやスーパーで募金箱を見かけた際は、ぜひ確認してみてくださいね。

 

街頭募金

募金箱は「街頭募金」でも見かけることが多いです。街頭募金とは、イベント場所や公道で募金箱をもち、「募金をお願いします」と不特定多数の人から集める募金のことです。街頭募金には特別な審査やルールはなく、募金箱があれば誰でもすぐに募金活動がおこなえます。しかし、「どこで行うか」についてはマナーを守る必要があります。 
公道での街頭募金は「警察による道路使用許可証の申請の受理」が必要です 
駅構内であれば、鉄道会社にその敷地を使用する申請が必要ですし、どこかの店舗や私道であれば、そこの所有者に許可が必要となります。 
また、自治体によっては条例で事前の届出が必要な場合があります。 
とはいえ、まったく面識のない人や聞いたことがないグループ・団体が実施している街頭募金に募金したい場合は、かならず募金箱やチラシに記載の団体名をインターネットで調べ、ホームページから活動実績やSNS活動をご自身でチェックしてから募金することをお勧めします。「募金する上での注意点」でも解説しますが、募金には「募金詐欺」がつきものです。街頭募金には団体や使途などの詳細が不明確なケースもあるため注意が必要です。

 

 

4.募金の種類

世の中には、さまざまな種類の募金活動があります。これまでのパートで紹介したものも含めて、募金の種類を詳しくみていきます。 

 

個人募金 

個人募金とは「寄付者の自発的な意志のもとで募金や寄付をすること」です。よく紹介される種類のなかで、わたしたち消費者に もなじみ深いのがこの「個人募金」です。 
たとえば個人募金のなかには、次のような募金方法があります。

  • 募金箱で寄付 
    コンビニ、スーパー、洋服店など、あらゆる場所に設置された募金箱に寄付します。集まった募金は、募金箱を設置する際に立案した計画書をもとに、世界中で困っている人のために使われます。なお後述する「モノドネに登録いただく一部団体さま」でも募金箱での募金を受付しています。 
     
  • 郵便局から振込 
    郵便局から募金できます。現在ではユニセフや赤い羽根共同募金、日本赤十字社などが募金を受け付けています。また緊急災害時には、ゆうちょ銀行が被災者に向けた義援金を募ることもあります。義援金は現地の方々の手に直接わたるお金のことです。 
    >>ゆうちょ銀行 義援金の募集ページ 
     
  • 銀行から振込 
    各銀行からも募金や寄付が可能です。また銀行によっては預金の利息の一部を寄付する「ボランティア普通預金」なども利用できます。 
    >>UFJ銀行「ボランティア普通預金」サイト 
     
  • 現金書留で寄付 
    現金書留で各団体に募金することもできます。現金書留とは「郵送にて現金が送れる唯一の方法」です。現金書留以外でお金を郵送するのは禁じられています。 
    ただし団体によっては現金書留を受け付けしていません。利用したい場合は、ご自身で各団体の募金や寄付の方法を調べておきましょう。 
     
  • 窓口に持ち込む(団体、共同募金会、自治体など) 
    各団体の窓口に持ち込んで募金もできます。窓口とは、ホームページに記載された団体や自治体の所在地です。また赤い羽根共同募金では、各地域に共同募金会が設置されています。 
     
  • ネット募金 
    インターネットが普及する現代では「ネット募金」をおこなう団体も増えています。ネット募金とは、ボランティア団体が運営する特設サイト、楽天やAmazonといった通販サイトでの募金です。少額やポイントでも募金できるほか、支払い方法が豊富なのも魅力です。 
     
  • クリック募金 
    クリック募金とは、募金ボタンをワンクリックするだけでNPO団体に無料で寄付できるものです。「募金するお金はどこから発生するの?」と疑問に思われるかもしれませんが、最終的にNPO団体に寄付するのは「スポンサー企業」です。また企業もスポンサーとして参加することで、企業の宣伝・広告、イメージアップ、ブランディングなどのメリットを得られます。つまりクリック募金は、寄付する人、スポンサー企業(会社)、支援を受ける人、全員が損しない仕組みなのです。 
     
  • 寄付つきの商品を購入する 
    近年は「フェアトレード商品」といって、寄付つきの商品を販売する企業も増えています。「不正取引」の意味を持つフェアトレード(fairtrade)は、商品に携わる「生産者」「製造者」「消費者」など、すべての人を守ることを目的に作られた制度です。 
    たとえば日本で売られるチョコレートやコーヒー。安い価格で食べられる背景には、「どれだけ生産しても低い報酬しかもらえない、弱い立場の生産者たち」の存在があります。開発途上国の生産者やその家族を守るためにも、今後はフェアトレード商品の普及が重要だと言えるでしょう。 
    近はコンビニやスーパーなど身近でも買えますので、ぜひフェアトレード商品も検討してみてください。

 個人募金のまとめ 
 ・個人募金とは、寄付者の自発的な意志のもとで募金や寄付をすること 
 ・個人募金は募金の種類よりも、もっと大きな「寄付のカタチ」である 
 ・個人募金には、募金箱への寄付、振込募金、クリック募金などがある 
 

もちろん募金は個人募金以外にもありますので、引き続き紹介していきます。

 

戸別募金 

戸別募金とは「募金をおこなうボランティア(自治会など)が各家庭を訪問して、寄付を呼びかける募金です。募金に対して強制感を伴わない方法として、「封筒」による募金を推進するケースもあります。


街頭募金 

駅前や街中などの人通りが多い場所で、不特定多数の人に寄付を呼びかける募金です。 
おもに社会福祉や災害救助などで必要とする資金集めが目的で、募金箱での寄付が一般的です。タイミングによっては募金詐欺も多発しますので、実施主体(団体や組織)、目的や使途をご自身で確認してから募金を検討してください。また街頭募金の実施には「警察の許可」も必要です。


法人募金(法人寄付) 

会社・企業のイメージの向上をはかり、社員ひとり一人の福祉に対する関心を高めるための社会貢献活動を「法人募金」といいます。近年では社員の寄付に対し、法人が同額を上乗せして寄付する「マッチングギフト」の取り組みも増加しています。このマッチングギフトは、もともと欧米の企業でよく行われる寄付のスタイルとして知られています。


職域募金 

職域募金とは、企業、団体、官公庁といった職場で、従業員が社会貢献活動の一環として参加する募金です。社会貢献担当チームを作り、職域募金を推進する取り組みも増えています。またアメリカなどでは職域募金の寄付が主流となっています。


学校募金

 学校募金は「赤い羽根共同募金」が推進する募金です。子どもたちの福祉教育の一環として、赤い羽根募金への活動の参加を提案しています


イベント募金(興行募金)

企業や法人がさまざまなイベントを実施し、参加する人びとに寄付を呼びかける募金です 
こうした催し物やイベントの開催は、広報的な効果もあるため多くの法人が定期的に開催しています。 
おもなイベントとして「チャリティイベント」「スポーツイベント」などがあります。


自動販売機型募金

じつは自動販売機からも募金できるのをご存じでしたか? 
赤い羽根共同募金が管理する「赤い羽根自動販売機」では、飲み物を買って募金ボタンを一回押すごとに売上金の10円〜100円が共同募金に寄付されます。地域によっては募金つき自動販売機の設置がないため、これまで知らなった方も多いことでしょう。

 

 自販機で飲料が購入される 
 ↓ 
 自販機の売上金の一部が赤い羽根共同募金に寄付される 
 ↓ 
 各都道府県や市町村で困っている人を支援する事業、福祉施設、団体などへ助成 
 

現在、アサヒ飲料、サントリー、キリン、コカコーラ、ポッカ、ダイドーなどがスポンサーとして協力しており、集まった募金は、地域の福祉活動や災害時のボランティア活動に役立てられています。 
また共同募金会では各都道府県や市町村に対して「赤い羽根自動販売機の設置サポーター」を常時募集しているほか、自治体のホームページでは年ごとの目標額、設置場所も確認できます。ぜひ気になる方はチェックしてみてくださいね。


自動販売機による積み立て寄付 

自動販売機にまつわる寄付の事例を紹介します。パチンコホールを中心に事業をおこなう「株式会社マルハン」では、2022年3月28日に従業員が実施したマルハン従業員募金(マルハンユニオン)より、「赤い羽根共同募金」へ1,000万円を寄付しました。 
「マルハン従業員募金」とは、"マルハン従業員が社会のためにできること"として、バックヤードに設置した「従業員用飲料自販機」の売上1本当たり10円を積み立て、従業員の申請により国内外の非営利組織(NPO・NGO・一般法人・公益法人など)へ寄付する活動です。 
2010年よりスタートし、赤い羽根共同募金への寄付は2022年をもって9回目。 
集まった寄付金は、社会福祉法人中央共同募金会からマルハンの店舗数に応じて各都道府県の共同募金会に配分し、社会福祉の各分野に役立てられています。 
“塵も積もれば山となる”といったことわざがあるように、こうした少額の募金や寄付の積み重ねも、助けを求める多くのひとの支えとなっています。

 

 

5. 募金をするときの注意点

世の中の募金には、継続募金と緊急災害募金があります。おもに継続募金は「国や地域が長期に抱える社会問題」を対象とし、緊急募金は「災害」「紛争」などが発生した際に実施する募金活動です。 
しかし、こうした募金もすべて安全なものとは言えません。募金や寄付にも、さまざまな手口の「詐欺」が発生しているのは事実なのです。ここでは実際の募金詐欺の事例と、募金する時に注意すべき点、抑えるべきポイントをいくつかご紹介します。


災害支援募金を装った詐欺 

大きな地震や火災などの災害が発生した際に数多くのボランティア団体が募金活動をおこないますが、一部の「災害支援募金を装った詐欺」には注意が必要です。たとえば「ボランティア活動」と名乗って指定した口座に現金を振り込ませようとする手口や、町内会や被災者の身内・親族を装い、家まで押しかけて義援金(被災者に渡るお金)を求める手口も実際に起きています。


支援団体や機関を装った詐欺 

日本には認証法人で約5万、認定法人で約1200のNPO(非営利団体)が存在します。またNPOは基本的に誰でも設立できるため、国が認める法人以外にも無数に存在します。そんなNPOを装い、募金詐欺をおこなうグループも存在するので注意してください。 
また電話やメールでありもしない募金先や大手企業の名前を使って、寄付金を集めるような事例も起きています。 
基本的に正当な非営利活動をおこなう団体であれば、自ら連絡することはありません。


新型コロナウイルスに関わる詐欺 

2020年に起きた感染症のパンデミック「新型コロナウイルス(COVID-9)」。世界の多くの人びとが感染症の流行によって弱みを握られるなか、新型コロナウイルス緊急支援と名称した詐欺被害も多発しています。具体的には、実在するNPOや地方自治体を名乗って募金を行う手口です。 
また新型コロナウイルスワクチン詐欺も同様です。現在はワクチン接種も安定したため減っていますが、過去には「◯万円を支払うことで、ワクチン接種が”優先して”受けられます」と伝えて金銭を騙しとる詐欺がありました。 
本来、ワクチン接種のための「追加料金」などのシステムは存在しておらず、NPOや自治体が口座番号を伺うこともないので注意しましょう。 
新型コロナワクチン詐欺の被害状況から、国民生活センターでは消費者ホットラインを解説しています。被害にあった場合はすぐに連絡しましょう。

 国民生活センター「消費者ホットライン」 
 0120-797-188

 

募金詐欺と信頼できる寄付先の見分け方

募金詐欺が起きていることを知って「信頼できる募金先は、どうやって見分ければいいの?」と不安になられた方もいると思います。また「普段から詐欺に気をつけているから大丈夫」という方でも、いつどこで募金詐欺に遭遇するかは分かりません。それだけ日々、あたらしい募金詐欺の手口は増えています。 
皆さんがすこしでも安心して募金していただけるよう、怪しい団体・信頼感のある団体かを見分けるポイントをご紹介します。

 

怪しい団体か見分けるポイント 

募金箱への寄付、ネット寄付などすべてに言えることですが、怪しい団体を見極めるポイントに「ホームページ(公式サイト)」を確認する方法があります。現代はインターネットが普及する時代ですので、団体のホームページ作成はきほんの「き」と言えます。 
さらに、ホームページが実在していても更新が止まっている場合は注意が必要です。更新とはおもに「活動内容」や「年次会計書」の報告などです。最低でも1年以内に更新されているかチェックしましょう。 
団体によっては、募金や寄付で集められた寄付金の使途が具体的に公開されています。団体のビジョン(理念)、寄付金の使いみちとの適合性も、募金先を選ぶときのポイントと言えるでしょう。 
もちろん寄付金の使い道がまったく書かれていない場合は論外ですから、募金を考え直す必要があります。


信頼感のある団体か見分けるポイント 

信頼できる団体を見極めるポイントも数多くありますが、最低限「活動歴の長さ」「団体・企業・行政との連携」「SNSの活用」は抑えておきましょう。 

・活動歴の長さ 
活動歴とは「設立から現在までの年数」です。もちろん「ただ年数が長い」だけではNGです。たとえば活動歴5年の団体Aなら、掲げたビジョンに対して「5年間でどんな取り組みをおこない、どういった結果になったか」「定期的な活動報告はおこなってきたか」などを確認しましょう。 
また前述したとおり、募金先のひとつ「NPO」には認証NPO法人や認定NPO法人が存在します。認定NPO法人は、団体を設立してから最低でも1年以上の活動が必要で、さらに厳しい審査を通過しなければなりません。より信頼できる募金先を選びたい場合は「法人格を持ち3年以上活動をおこなう団体」が好ましいでしょう。 
当記事では認定NPO法人について深く紹介しませんが、詳しく知りたい方は「寄付団体で見かけるNPO、 
学校法人ってなに?信用度や活動内容に違いはある?」を参考にしてください。一般法人や公益法 
人、学校法人など寄付先も併せて解説しています。 

・団体・企業・行政との連携 
正当な非営利活動を続けていると、それだけ数多くの実績が蓄積されます。こうした実績の積み重ねは、ほかのボランティア団体・企業・行政(国や自治体)とのつながりに大きく影響します。 
他のネットワークを持つと、寄贈(モノが贈られること)や助成金の支援を受けるほか、新聞やネット記事などのメディアでも取り上げられる機会が増えます。募金しようか気になる団体が見つかったら、過去の掲載歴をスマホまたはパソコンを使って調べてみるのも一つです。 

・SNSの活用 
日本のSNS利用者は、2022年現在で8,270万人です。これは日本人全体の約82%に値します。これだけSNSが普及する世の中で、非営利活動でもSNSの活用は必須と言えるでしょう。ツイッター、インスタグラム、フェイスブック、最低でもどれか一つは確認したいところです。 
また、SNSや団体ホームページとは別に「ブログ」を作り、「今週の取り組み…」のように報告をまとめる場合もあります。

 

6.おすすめの募金先

募金と寄付の違い、そして募金するときの注意点を紹介してきましたが、当サイト「モノドネ」を通じてもさまざまな寄付団体へ支援することができます。今回は5つの取り組みごとにおすすめの団体を紹介します。ぜひ募金先を選ぶ際の参考にしてください。


災害

災害分野からは、緊急災害や医療など、人にいのちに関わるすべての課題に目をむけ活動する「日本赤十字社(愛知県支部)」をご紹介します。


日本赤十字社(愛知県支部) 

日本赤十字社(にほんせきじゅうじしゃ)は、”苦しんでいるひとを救いたい”という「人道」のビジョンのもと、世界192の国や地域に広がる「赤十字社」「赤新月社」のネットワークを生かして活動する組織です。日本には全47ヵ所の支部が存在しており、愛知県支部はその一つです。 
日本赤十字社愛知県支部の活動には、災害救護、国際協力、救急法などの講習、赤十字ボランティアなどがあります。その中でも災害救護に関しては、これまで数々の災害発生時にて迅速な医療救護活動をおこなっています。 
>>日本赤十字社 愛知県支部を詳しくみる


・コロナ感染拡大の影響に伴い、愛知県刈谷市の「赤十字奉仕団」が県内の支部に義援金を寄付する 
・令和元年に発生した台風第19号および10月24日発生の大雨災害に対し、義援金の受付を呼びかける 
・平成30年に発生した台風7号および前線による大雨災害に対し、救護活動をおこなう

 募金箱コンビニ募金ネット募金振込募金寄附金控除
対応
詳細各支部のホームページより募金場所がご覧いただけますローソン、ファミリーマートAmazon、Yahoo!などゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行など対応申請可能 
ただし募金箱への支援は対象外

>>そのほか災害支援に取り組む団体一覧

 

 

子ども・教育

子ども・教育分野からは、国内または海外の遺児たちの教育支援をおこなう「一般財団法人 あしなが育英会」を紹介します。

 

一般財団法人 あしなが育英会 

あしなが育英会は、病気や事故、災害などで親をなくした子どもたち、親が障がいなどで十分な稼ぎを得られない家庭の子どもたちなどを対象に、奨学金や教育支援をおこなう団体です。50年以上歴史のある「あしなが運動」から生まれ、これまで55,000人におよそ660億円にもの奨学金でサポートしてきました。またあしなが育英会は国内の子どもや遺児だけでなく、アフリカ遺児の心のケア事業にも積極的に取り組んでいます。1990年、神戸に初めて建設されたレインボーハウスは、東京、仙台市、石巻市、陸前高田と続き、2003年12月にウガンダにも建設されました、2006年には、ウガンダレインボーハウスより50人近くの子どもたちが日本の大学に進学しています。 
>>あしなが育英会を詳しく見る

 募金箱コンビニ募金ネット募金振込募金寄附金控除
対応
詳細あしなが育英会のホームページより募金場所がご覧いただけます振り込み用紙 
での寄付のみ
Yahoo!ネット 
募金
郵便振替、銀 
行振込対応

>>そのほか子ども・教育支援に取り組む団体一覧

 

 

社会福祉

社会福祉分野からは、障がい者が住み慣れた街で主体的に暮らせるよう「福祉的まちづくり」を提案・実施する「認定NPO法人 ポパイ」を紹介します。


認定NPO法人 ポパイ 

認定NPO法人ポパイは愛知県名古屋市で活動をおこなう、障がい者支援を中心とした団体です。名古屋弁で「分けっこ、持ち合い」の意味を持つ「MO-YA-CO(もーやーこ)」という言葉を軸として、関わるみんなで分け合える「MO-YA-CO TOWN」の運営、各プロジェクトなど、さまざまな活動をおこないます。 
具体的な活動として、作家やアーティスト、他の団体と協力して商品やイベントを作り上げる「MO-YA-CO UNIQUE PRODUCT」のほか、全身全霊のパフォーマンス集団「ウゴクカラダ」・プロミュージシャンも加入するバンド「ポパイ座銀河団」を結成して「障がい者自身の生きる力」を高める活動などがあります。 
たとえ障がいを持っていても「一人ひとりが意味のある役割」を持ち、地域や社会とつながるプロジェクトを提案します。

 募金箱コンビニ募金ネット募金振込募金寄附金控除
対応
詳細定期的に開催される各イベントにて、寄付につながる商品の販売あり未対応未対応ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行振込対応申請可能 
ただし振込募金のみ

>>そのほか高齢者・障がい者支援に取り組む団体一覧

 

 

女性

女性分野からは、世界の女性・ジェンダーに関するさまざまな課題の解決に取り組む「公益財団法人 プラン・インターナショナル・ジャパン」を紹介します。


公益財団法人 プラン・インターナショナル・ジャパン 

公益財団法人 プラン・インターナショナル・ジャパンは、「女の子」という理由だけで差別・偏見を受ける開発途上国の女の子たちのリスクを守り、彼女たちが本来持つべき力を引き出せる社会を目指すための取り組みを続ける国際NGOです。現在は世界70ヵ国以上に携わり、女性や女の子だけでなく「リスクの影響を受けやすい、弱い立場に置かれた人びとや子どもたち」を守ります。 
具体的な活動としては、女の子や女性たちが「生きていく力」を身につけることを目指す「ガールズプロジェクト」、「紛争と難民」「気候変動」「少数民族」「障害」「児童労働」「虐待」の分野でチャンスを逃し置き去りにされた人びとを支援する「グローバルプロジェクト」などがあります。

 募金箱コンビニ募金ネット募金振込募金寄附金控除
対応
詳細IHG・ANAホテルズ労働組合連合会、株式会社イトーヨーカ堂セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど各種対応未対応口座引き落としのみ申請可能 
ただし募金箱への支援は対象外

>>そのほか女性・ジェンダー支援に取り組む団体一覧


 

動物

動物分野からは、紛争・災害・貧困など、脅威にさらされている人びとに対して支援活動をおこなう「認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン」を紹介します。


認定NPO法人 ピースウィンズ・ジャパン 

2022年で設立25周年を迎える認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンは、国内外に問わずあらゆる社会問題に取り組む法人です。海外事業では17の国と地域を対象に「12万人以上」を支援するほか、保護犬事業である「ピースワンコプロジェクト」にも積極的に取り組みます。これまでに、延べ7,075頭(2022年現在)の犬の命を救ってきました。 
具体的には、大きな地震や台風などで災害を受けた被災地・被災者に対し、物資やがれき撤去作業で支援する「災害緊急支援」「海外人道支援」。全国で3万8000頭を超える犬・猫の殺処分の現状に対し、殺処分ゼロを目指すためのシェルターや譲渡センターの運営・犬が捨てられたり危害を加えられたりしないような社会づくりのための教育や啓発活動に取り組む「ピースワンコプロジェクト」などの取り組みがあります。

 募金箱コンビニ募金ネット募金振込募金寄附金控除
対応
詳細有隣堂、Francfranc(フランフラン)など※緊急 
災害時、フェアトレード商品の購入でも寄付可能
セブンイレブン、ファミリー 
マート、ローソンなど各種対 
Yahoo!ネット 
募金
郵便振替、三 
井住友銀行、 
Paypay銀行
申請可能 
ただし募金箱 
への支援は対 
象外

>>そのほか動物保護に取り組む団体一覧

 

紹介した団体以外でも寄付や募金を受け付けています。ぜひご自身が興味ある分野の団体を選んでみてくださいね。

 

 

7.まとめ

今回は募金の基本的な知識から、仕組み、種類までをご紹介しました。募金は10円、100円と、誰でも気軽に始められる社会貢献のカタチです。しかし、その裏を覗けば、募金にもさまざまな種類や事例があることを理解いただけたと思います。この記事が社会貢献に参加していただくための後押しとなっていれば幸いです。 
また当サイト「モノドネ」では、不用品をお金に変えて寄付いただくことも可能です。衣類、ブランド品、時計、デジタル家電、おもちゃ、お酒など幅広く取り扱います。詳しくは当サイトの「ご利用の流れ」をご覧ください。 
 

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